GmailのIMAPを利用して、複数パソコンのThunderBird3(サンダーバード)を同期させる-1

medium_3306827131photo credit: JASElabs via photopin cc

普段扱うパソコンが2~3台ありまして「これらのメール環境が同期していたら楽なのに…」と常々思っていました。
GmailやYahooメールなどのような「WEBメール※①」に移行してしまえば、話は早いんでしょうが、ただ、仕事などのメインで使用するアドレスが「***@gmail.com」だの「***@yahoo.co.jp」っていうのもいかがなもんだろうか、と。

で、いろいろと調べてみた結果、“Gmail&ThunderBird(サンダーバード)”の「IMAP」機能を使用すると、複数台のパソコンでメール環境を同期できるということを発見。ここに設定方法などをメモしておきます。


注意|尚、記述はすべて私の環境を前提にしています(★既存のメールサービス=niftyメール / ★メーラー(メールクライアント)=ThunderBird3)
別サービス&ソフトにもある程度適用できる事例だと思うので、各自の環境に置き換えてお読みください。
※また、当然ながら当サイトの記述によってトラブルなどが起きましても当方は一切責任を負いませんのでご了承ください。 念のため、メールのバックアップなど行ったうえでやってみましょう。

※①ネット上のサーバにメールデータが保存され、逐次ブラウザからアクセスする方式。 メインで使用しているメールアドレスは、ニフティの有料メール(ビジネスメール)のものなんですが、こちらは一応「WEBメール」サービスもあります。「じゃあ、それ使えばいいじゃん」てことなんですが、契約しているサーバ容量が「20MB」しかなくて、データは順次消去されていく運命にあるんですね。 それと、各PCには、メーラーソフトとして「ThunderBird3(サンダーバード)」を利用しているんですが、その使い勝手がいいので、できればこいつでなんとかできないもんか…と。

細かい説明に入る前に大枠の説明。

この記事では、具体的な設定に入る前に、メール環境を同期させるための大枠の仕組みを整理しておきます。

これまでのわたしのメール環境

下の図はこれまでの私のメール環境です。

私宛のメールがまずニフティのサーバに届き、それを、各PCにインストールしたメーラー(ThunderBird)を使ってダウンロードし、それを読む…という感じの仕組み(POP3)ですね。

この仕組みですと、例えばwindows機のメーラーで[メールA]を受信してしまうと、基本的にニフティ上のメールは削除されてしまい、iMAC機で[メールA]を受信することはできません※②

また、片方で設定した、フィルターやタグの設定は、他方には反映されません。 つまり、複数台のパソコン間でメール環境が「同期していない」状態です。

※②正確に言えば、ニフティ(POP3)でも、設定によってサーバにデータを残しておけるわけですが、先述のように容量が少なすぎるんで現実的じゃないのと説明が面倒になるので、こういうことにしておきます。

変更後(IMAP使用)のわたしのメール環境

で、これを、以下のような仕組みに変えてあげると「メール環境が同期」した状態にすることができます。

Gmailを経由して、メールを読み込むようにしています。
ニフティに届いたメールを、一旦「Gmail」に読み込ませ、それを、各メーラーからダウンロードして読む…一見、ただの「2度手間」に過ぎないように思えるのですが、ここがポイントです。

世の中には、複数のパソコン(メーラー)で1通のメールを受信する事ができる「IMAP」という仕組みがあり、これは複数台のパソコンで同一アドレスのメールを管理するのに非情に都合がいいんですね。

で、この「IMAP」に対応しているのがGmailとThunderBirdのコンビなんです。 残念ながらニフティはIMAPに対応していません。

で、このコンビがすごいのは、各メーラー(サンダーバード)の設定保存先をGmailサーバに指定することで、複数PCのThunderBird(サンダーバード)を、Gmailを中心にして自動同期させてしまえる点です。

例えば、iMACでメールを受信し、それに「仕事」などのタグを新たに付加したとしましょう。 このiMAC上のメーラーで行った作業は、WEB上のGmailにも自動で反映され、さらに、windows機のメーラーにも自動で反映されます。

ということで、次回から、具体的な設定方法を書いていこうと思います。

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