ポケトークとGoogle翻訳の違いは?翻訳アプリと機能を比較してみた

この記事では、ソースネクストの翻訳専用デバイス「POCKETALK(ポケトーク)」と、「Google翻訳」などの翻訳アプリとを比較し、何がどのように違うのかをまとめています。

はじめに

ソースネクストから発表された 小型の翻訳デバイス「POCKETALK(ポケトーク)」。

さっそく私・高田も予約してしまったわけですが、少々気になる点が…

現在では「Google翻訳」をはじめとする、モバイル アプリでも 音声認識による翻訳が可能です。

また ポケトーク同様に翻訳結果を音声で出力することもできます。

つまり、ごくごく基本的な機能に限れば両者に違いはありませんし、しかも アプリの多くは無料で利用できます(ここ大事)。

だったら、翻訳アプリで十分じゃね?

これら翻訳アプリと比べてポケトークが優れている点、劣っている点はどこなんでしょうか? 違いをあれこれ探ってみました。

ポケトークとGoogle翻訳の違い

翻訳アプリの代表として「Google翻訳」をとりあげ、ポケトークとの違いを表にまとめてみました(※情報は2017年12月1日時点のものです)。

以下で詳しくみていきましょう。

価格

なんといっても最大の違いはここですね。

「Google翻訳」が無料で利用できるのに対して、ポケトークは本体価格だけで24,800円かかります。

2年間使い放題の「専用SIM」が本体に付属するセット版だと29,800円です(わたしはこちらを購入)。

価格だけをみると、どうしても「Google翻訳」などのアプリに魅かれてしまいますね。

ただ、当然ですがスマホ・タブレットなどの機器を持っていない方は、アプリの利用はできません。

「現状、ガラケーしか持ってないし…」という方は、スマホなどのデバイス購入代金が別途かかることも頭にいてておきましょう。

ネット環境の有無

翻訳機器・アプリには、ネット接続環境が必須のものと 不必要なもの(オフライン)とがあります。

それぞれ以下のような特徴があります。

  • ネット環境必須(オンライン)…翻訳精度が高くなる反面、ネットが通じていない場所では使えない。翻訳速度は遅め。
  • ネット環境必要なし(オフライン)…どこでも使用できる反面、翻訳精度はいまいち。翻訳速度は速い。

Google翻訳の場合はオフライン、オンライン両対応です。

ネットに接続しなくても、事前にオフライン用データをスマホ・タブレットにインストールしておけば、翻訳機能が利用できます。

ただし、オフラインで使用する場合は音声入力ができなくなり、テキストでの翻訳しかできなくなります。

ポケトークは クラウド上で翻訳を行うためネット環境が必須になります。オフラインでの使用はできません。

とはいえ、最近では街中にフリーのWi-Fiスポットがたくさんあります。ポケトークの場合、本体にWi-Fi受信機能がついているため これらを利用することが可能です。

また、2年間使い放題の「専用SIM」を利用すれば、Wi-Fi環境が無くても 日本をはじめとした世界60ヵ国以上で利用が可能になります。

翻訳の種類

「Google翻訳」が、テキスト・音声・画像と様々な入力方法を用意しているのに対して、ポケトークは音声での入出力に特化しています。

  • Google翻訳(オンライン時) … 「テキスト・音声・画像」で入力&出力
  • ポケトーク … 「音声」で入力、「音声&テキスト」で出力

ポケトークは 音声で入力した言語を翻訳し、音声とテキストで出力を行います(一部言語はテキストのみの出力になります)。

多機能という意味では「Google翻訳」に軍配があがりますが、機能を限定している分 ポケトークには専用端末ゆえに可能な 音声認識サポート機能が備わっています。

ポケトークの特化機能

  1. 内蔵マイク には「ノイズキャンセル機能」が搭載されているため 人混みでも人の声が認識しやすい
  2. ダイナミックスピーカーが搭載されているため、騒がしい場所でも翻訳音声を聞き取りやすい

実際に街中で使ってみると これらの機能の便利さがよくわかります。

対応言語

対応する言語は、Google翻訳の103言語に対して、ポケトークは63言語。

こちらも数だけでいえば「Google翻訳」の方が多いのですが、注目したいのは翻訳結果の「音声出力」が可能な言語の数です。

音声出力が可能な言語数

  • ポケトーク … 42言語(※1)
  • Google翻訳 … 32言語

音声での出力に限定すればポケトークの方が上回っているんですね。

上でも書いたように、ポケトークは「音声による入力&出力」に特化した専用翻訳デバイスです。 こういったところにもその特徴が表れていますね。

※1:ポケトークでは 対応する全63言語のうち 翻訳結果の音声出力ができない21言語はテキストのみで出力されます

翻訳エンジン

「翻訳エンジン」とは、翻訳機能をつかさどる頭脳にあたるものですが、「Google翻訳」では Google社独自のエンジンを利用しています。

これに対して、ポケトークでは自社の翻訳エンジンを持たずに、言語ごとに最適な検索エンジンを選択するスタイルになっています。

例えば「日本語→英語」の場合はGoogleのエンジン、「日本語→中国語」の場合はバイドゥ(百度)のエンジン…といった具合です。

いわば、他人の褌を借りて 美味しいところだけを利用する仕組みなのですが、そのおかげで ポケトークは翻訳精度を高く保つことができます。

販売元ソースネクストの発表によると、ポケトークは翻訳精度に関して「大手翻訳会社による第三者評価で 5点満点中4.24点を獲得」しているそうです。

タップして話すだけでOK 63言語に対応した翻訳デバイス「ポケトーク」 SIM付きで2万9800円

ソースネクストは10月23日、翻訳デバイス「ポケトーク(POCKETALK)」を発表。12月14日に発売する。  キーをタップして端末に向かって話しかけるだけで、音声とテキストで翻訳してくれる。…

海外での使用(Wi-Fi以外での利用)

先にも書いたように、ポケトークやGoogle翻訳などの翻訳機器・アプリの多くは、利用時にネット接続環境が必要になります(※2)。

ホテルなどであれば Wi-Fiが飛んでいるのでよいのですが、移動時などにネット接続をする場合、各地域の電話回線を利用する必要性が出てきます。

しかし、高額なローミング料金を請求される心配から「海外旅行時には基本的に電話の回線を切っておく(ローミングオフにする)」という方も多いのではないでしょうか?

海外でスマホを使うときの注意

スマホの海外利用は高額請求が心配という人も多いはず。なんだか怖いから使いたくないという人は機内モードにしておけば安心ですが、せっかくの便利なスマホ。金銭的に負担にならない程度に現地で活用してみるのもおすすめです。

Google翻訳などアプリの挙動は デバイスの設定に依存しますので、当然 ローミングオフの状態では利用ができません(※言語によってはオフライン環境での利用も可能ですが、翻訳精度が低くなり、また音声入力も出来なくなります)。

海外でWi-Fi環境以外の場所で使用する場合は、圧倒的に「ポケトーク&専用SIM」がおすすめです。

専用SIMがあれば、面倒な手続きなしで ポケトークを「61ヵ国」で使用することができます。

POCKETALK SIMカード利用可能国一覧|ソースネクスト

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しかも 通信料は2年間「0円」なので、どれだけ利用してもお金はかかりません。

※2:オンライン・オフライン両対応、オフラインのみ対応の機器・アプリもあります。

バッテリーの持ち時間

地味に大事なのがバッテリーの持ち時間です。

「Google翻訳」の場合、稼働時間はスマホのバッテリー残量に依存することになってしまいます。

当然ですが、スマホは カメラで撮影したり ネットを閲覧したり、といった用途にも使うのでバッテリーは常に不足しがちです。

ポケトークのバッテリーは、待機状態であれば「5日間」持ちますし、連続で翻訳した場合でも「約6時間」使用することができます。

そのほかの違い

翻訳機器・アプリが必要になる場面というのは、海外旅行時だけとは限りません。

例えば、お店をやっていて 海外からのお客さんの接客に利用したい…といったケースもあるでしょう。

その際、いちいちスマホをお客さんに渡したり受け取ったりして 翻訳するというのは、心理的に やや抵抗感があるのではないでしょうか?

スマホには大事な写真・個人情報などが入っていますので、ちょっとした翻訳用途のためだけに他人にそれを見せたり触らせたりするのも考え物です。

そういった方々には、ポケトークのような翻訳専用端末がよいのではないでしょうか?

まとめ

ということで、Google翻訳を代表例として モバイル・アプリとポケトークの違いを比較してみました。

まとめると以下のような感じになります。

ポケトークをおすすめできない人

  • 翻訳行為にお金をかけたくない人
  • テキスト翻訳や 画像翻訳などを利用したい人
  • 翻訳精度はそこそこで十分という人

ポケトークがおすすめな人

  • スマホ・タブレットを持っていない人
  • スマホ・タブレットの操作に詳しくない人
  • 海外で通信料金を気にせずにガンガン使いたい人
  • それなりに高い翻訳精度を求める人
  • 海外からのお客さんに対応するため お店などに常備したい人

個人的には「翻訳」そのものの性能・機能に関して、価格差ほどにアプリとポケトークに違いはないと思っています。

私にとって、ポケトーク最大のポイントは「世界61ヵ国で面倒な手続きなしで使い放題」という点(専用SIM利用時)。

「過去に数回だけ海外に行ったことあります」程度の 私のような初心者の場合、スマホのデータローミング設定やら、SIMの差し替えやらといった行為のハードルが結構高いんですね。

ポケトークなら"とりあえず持ってきゃ使える"のが便利。

また、地味に大事なのが「バッテリーの持ち時間」。

スマホでガシガシ写真を撮りまくる私の場合、余計なアプリに電池を消費されたくないもんで、ポケトークの「5日間(待機時)」というバッテリー持ち時間は魅力です。

上にも書いたように 海外からのお客さんを接客する方なんかにもおすすめですね。

POCKETALK(ポケトーク)は↓こちらで購入できます

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※POCKETALK(ポケトーク)は、ソースネクスト公式サイトのほか、Amazonや楽天などでも購入できます。

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POCKETALK(ポケトーク)の競合製品で、ワンフレーズの旅行会話に特化した「ili(イリー)」の記事も書いています。

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