IMAPを利用して複数PCのThunderBirdを同期させる方法(3)

GmailとThunderBird3[サンダーバード]のIMAP機能を利用して、メインで使用しているnifty(ニフティ)メールを複数のパソコンのメール環境で同期する方法を、3回に分けて紹介しています。

【2016年6月追記】ThunderBirdでGmailを読み込む際に、パスワードを求められたり、パスワードを入力しても「パスワードが正しくありません」とエラーになる事例が発生しています。 対処方法を別記事にしていますので、そちらも合わせてお読みください。

ThunderBird起動時にGmailのパスワードを求められた際の対処法

2016.06.03

メーラー側の設定の手順

では、メーラー(メールクライアント)側の設定を行っていきましょう。

(1) 新規にアカウントを作成する

まずは、Thunderbirdを立ち上げ「ツール > アカウント設定」をクリック。

すると「アカウント設定」ウィンドウが開きます。

左側には、既存のアカウント(これまでniftyメールを受け取っていた設定)がありますが、とりあえずここはいじらずにおきます。左下の「アカウント操作」をクリックし、「メールアカウントを追加」を選択します。

メールアドレス、パスワードなどを訊いてきますので 入力しましょう。

  • あなたの名前:送信相手に表示される名前
  • メールアドレス:Gmailのアドレス
  • パスワード:Gmailのログインパスワード

自動的に情報の取得が行われ、下図のようなウィンドウが表示されます。

ここで「IMAP」を選択し「アカウント作成」ボタンをクリック。

すると、新規にGmail経由の新規アカウントが作成されます(※図の例ではsimplestock3@gmail.com)。

次に、このアカウントの各種設定を行っていきましょう。

(2) 新規アカウントの詳細設定

“デフォルト差出人情報欄”項目

「送信(SMTP)サーバ」は、従来まで使用していたSMTPサーバを選択してください。つまり、私の場合でいうと「smtp.nifty.com」といった感じのniftyの送信サーバですね(※送信サーバに関しては後述)。
 

“サーバ設定”項目

「メッセージを削除するとき」は「次のフォルダに移動する」を選択し「Gmail > ゴミ箱」を選びます。

ここは複数PCの同期が可能になる大事なポイントです。

“送信控えと特別なフォルダ”項目

  • 送信控え:「その他のフォルダを指定する」>「(作成したGmailアドレス)>「[Gmail]」>「送信済みメール」
  • 下書きの保存先:「その他のフォルダを指定する」>「(作成したGmailアドレス)>「[Gmail]」>「下書き」
  • アーカイブの保存先:「その他のフォルダを指定する」>「(作成したGmailアドレス)>「[Gmail]」>すべてのメール」

 
上記のように、それぞれGmail上のフォルダをします。複数PCの同期が可能になる大事なポイントです。

※私はほとんど使用しないので、特に設定していませんが「テンプレートの保存先」も、同様に行ってください。
 

“同期とディスク設定”項目

「メッセージの同期」の「このアカウントのメッセージをこのコンピュータに保存する」にチェックを入れます。

これはGmailのサーバの他にPCにも保存を行うかどうかの設定です。

このチェックを行うことで、オフラインでも(一旦PCに読み込んでいれば)メールが読めるようになります。

バックアップの意味合いからも、チェックを入れておいたほうがいいと思います。

“送信(SMTP)サーバ”項目

送信サーバには、従来まで使用していたものを利用します。

ここでGmailのものを選ぶと、Gmailのアドレスで送り先に届くことになってしまいます(※まあ実際はGmail側で送信サーバを設定することもできるんですがniftyが対応していないので)。

下図は、送信に関する概念図です。

(3) 既存アカウントのメッセージを新規アカウントに移動

以上で基本的な設定は完了です。

あとは、通常画面にて、既存のアカウントに保存されている受信・送信メッセージなどを、新規アカウント部分にドラッグ&ペーストしましょう。

順次、Gmailサーバへとアップロード作業(つまり同期作業)が自動的に開始されます(一度に複数のフォルダを移動するとたまにエラーが起きるようです)。

初回のこの同期作業には、結構な時間がかかると思います(これまでのメッセージの分量によります)。

当然ですが、同期作業中にネット回線を切らないようにしましょう。途中で切れた場合は、次回立ち上げた時に 続きから同期作業が行われます。

そして、同期作業が終了したら、既存のアカウントは削除しておきましょう(念のためにバックアップもとっていた方がよいかと思います)。

作業完了!!

以上で、作業は終了です。

複数PCで、上記のようにThunderBirdの設定を行えば、それぞれのPC同士がGmailのメール環境に同期するようになります。

あとは、フィルタの設定やら、タグの設定など色々試してみましょう。

3 件のコメント

  • Gmailを使った2つのPCでのThunderbirdの同期のやり方が親切に書いてあってとても助かります。
    私は今 古いPC(XP)で、プロバイダーメールをOutlookで、Gmail をWebmailで使っています。今度新しいPC(Win7)を購入し、メーラーはThunderbirdにするつもりですが、その場合子のやり方でプロバイダーメールと、Gmailの受信Boxや発信済みBoxを別々に管理することはできますか? それとも本来のGmailアカウントのほかに、メールサーバー用のGmailアカウントをもうひとつ設定するのですか??

  • コメントありがとうございます。 こういう記事を書いてはいますが、私もそれほど詳しいわけではないので、ご了承ください(笑)。 

    プロバイダメールもGmail経由にさせたいということですよね?
    それですと、新規にGmailアカウントをもうひとつ作成(プロバイダメール受信専用)するっていうのが、手っ取り早いんではないでしょうか?

    そして、サンダーバード側で、複数アカウントを設定してあげて、既存のGmailと、新規Gmailを一元管理する….という。

    現在使用中のGmailに、プロバイダメールを転送させる方法でも、フィルタ設定などを工夫すればできなくはないと思いますが(アドレス別に振り分けることはできるので)、ただ、受信BOXそのものを別にできるわけではないですから。

  • polynesia500さん、アドバイスありがとうございます。
    週末にプロバイダーに問い合わせた所、プロバイダーもIMAPに対応しており、容量が5Gあるので、ThunderbirdにはプロバイダーのアカウントでIMAP設定し、今使っているGmailアカウントは純粋にGmailのIMAP設定をすればできそうです。
    今週末にThunderbirdをインストールして試して見ます。 ありがとうございました。

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