翻訳機を選ぶ際に気を付けたい6つのポイントとおすすめ機種【2018年版】

最近、翻訳機が続々とリリースされています。

少し前までは ポケトーク、ili(イリー)など数えるほどしかありませんでしたが、まさに雨後の竹の子状態。

あまりに数が多く「どれを選んだらいいかわからないよ~」という方も多いかと思います。

そこで、実際に翻訳機を多数保持する この"翻訳機番長"こと高田が、機種を選ぶ際のポイントと、おすすめのモデルを紹介しようと思います。

翻訳機を選ぶ際の5つのポイント!

翻訳機を選ぶ際に、注意すべきポイントは 以下の5点です。

  1. 翻訳エンジン(翻訳の精度は?)
  2. 翻訳方法(通信環境の有無は?)
  3. SIM対応の有無
  4. 翻訳の方向性(一方通行か否か?)
  5. 操作性
  6. サポート体制

以下で詳しく解説していきましょう。

(1) 翻訳エンジン(翻訳の精度は?)

翻訳エンジンとは 翻訳を行う際の頭脳ともいえるものです。

翻訳エンジンの品質が、翻訳結果を左右します。しかし 現状では、各翻訳機でその精度に大きな差はありません。

なぜなら、翻訳機の多くが オリジナルの翻訳エンジンではなく、Googleや百度(バイドゥ)など大手プロバイダが提供するものを利用しているからです。

これらの機種では、翻訳の際にその都度「英語の場合はgoogle、中国語の場合は百度(バイドゥ)」といった感じで 使用する翻訳エンジンを切り替えます。

そのため、英語や中国語などのメジャーな言語であれば、どの翻訳機も それなりに質の高い翻訳精度を得られるようになっています。

一方、ili(イリー)のように、言語と使用環境(旅行目的重視)を限定して独自の翻訳エンジンを採用し、評価されている機種も存在します。

(2) 翻訳方法(通信環境の有無は?)

当該の翻訳機がどのような仕組みで、翻訳を行っているかを確認しておきましょう。

現在 主流なのは 大きく以下の3タイプです。

  • オンライン型:ネット経由で翻訳を行うもの
  • オフライン型:商品単体で翻訳が可能なもの
  • 複合型:オンラインでもオフラインでも利用可能なもの

オンライン型(ネット接続型)

現状、発売されている翻訳機の多くはこちらのオンライン型と呼ばれるものです。

こちらは、ネット上に設置された翻訳エンジンとその都度通信を行って翻訳を行います。なので ネット環境がないと翻訳ができません。

そのため 商品のみでWifi受信可能になっている機種がほとんどです。また、別途SIMカードを利用することで、WIFI環境の無い場所でも使用できるモデルもあります(後述)。

  • メリット:常に高いクオリティの翻訳精度が維持できる。
  • デメリット:通信環境によっては 翻訳までにやや時間がかかる。 ネット環境が無い場所では全く使えない。

オフライン型

こちらのタイプは 翻訳を行う際の頭脳にあたる「翻訳エンジン」を製品本体の中に内蔵しています。

そのため、ネット環境が無い場所でも翻訳を行うことが可能になります。

  • メリット:翻訳が素早い。ネット環境が無くても翻訳が可能になる
  • デメリット:翻訳精度にやや難のあるものが多い。言語が限られる場合が多い

(3) SIM対応の有無

オンライン型の翻訳機を選択する場合は、その機種が SIMカードによる通信にも 対応しているかどうか確認しましょう。

SIMによる通信とは、簡単にいうと 携帯電話の回線(電波)を使って行う通信のことです。

SIM対応の機種では、SIMカードを挿入することで WiFi環境が無くても携帯電話の回線を用いた通信が可能になります。

逆にSIMカード非対応の機種の場合、WiFi環境の無い場所では翻訳ができません。そのため例えばタクシー内などで使用する場合には、別途 WiFiルータを 持ち歩く必要があります。

また、SIMカード付属をうたう機種の場合でも、そのカードが国外でも使用できるか確認しておきましょう。

日本国外で利用する場合、国際ローミングによって高額な料金を請求される可能性がありますので、注意が必要です。

【注意】SIMは携帯電話の回線を使った通信ですから、地下や山間部など携帯の電波が届かない場所では使用ができません。「SIM対応だからどこでも通信ができる」というわけではないので注意しましょう。

(4) 翻訳の方向性(一方通行か否か?)

翻訳の方向性なんていうと難しく感じますが、すごく簡単なことです。

翻訳できるのが「日本語→他の言語」だけか、「他の言語→日本語」もできるのか?ということです。

  • 片方向 翻訳:日本語を他の言語に翻訳するだけ
  • 両方向 翻訳:「日本語から他の言語への翻訳/ 他の言語から日本語への翻訳」両方が可能

自分の用途に合った機種を選びましょう。

(5) 操作性

昨今では 「Google翻訳」など優れたアプリが多数存在します。

あえて翻訳専用のデバイスを持つ意味とは、個人的には「誰でも・すぐに・迷わず」使えることにあると思っています。

翻訳するまでに「電源入れて、メニューボタン押して、言語を選定して…」みたいなことをイチイチやるような機種は問題外です。

(6) サポート体制

個人的に最も重要だと思うのがコレ。

現状、多くのメーカーが翻訳機を発売していますが、まともサポート体制も無いまま販売されているものが非常に多い!

現状では、英語・中国語圏で発売された機種を 日本に持ち込んだだけの翻訳機が多く、それらは お世辞にも直感的に使いこなせるような仕様にはなっていません。

特に オンライン翻訳を行う機種だと、初期設定が煩雑になるケースが多いのですが、それにも関わらず まともな説明書を用意してるところはほぼ皆無…

おそらく サポートに頼る場面が非常に多いと思われます。

前述のように 翻訳エンジンの精度は、どこも似たり寄ったりなので、商品を選ぶ際は以下の点を考慮しながらメーカーの「サポート体制」も考慮するようにしましょう。

  • その製品 単独の公式WEBページは存在しているか?
  • 購入前に 問い合わせなどができるか? 担当者のレスポンスは早いか?
  • 購入後のサポートは、電話サポートか? WEBサポートか?

高田のおすすめ機種!

というわけで、数々の翻訳機を購入してきた”翻訳機番長”こと高田おすすめの機種を紹介していきます。

第1位:POCKETALK(ポケトーク)

翻訳方法

オンライン型です。ネット環境が無い場所では使用できません。商品単体でWiFi受信ができるようになっていますので、WiFi環境下であれば、そのままでも使用できます。

SIMカード対応

SIMに対応しています。ポケトーク専用のグローバルSIMカード(別売り)を利用すれば、世界105ヵ国で WiFi環境のない場所でも使用可能です。※利用可能地域はコチラ。

ポケトーク最大のおすすめポイントがこの専用SIMの存在。

通常、SIMを利用するためには、通信会社と個別に契約して料金プランなどを設定する必要があるのですが、ポケトークにはその煩わしさがありません!

専用のグローバルSIMは 1度購入してしまうと「2年間使い放題」となっており、料金をチャージする必要もありません。※ただし翻訳用途以外の通信には使えません。

翻訳エンジン

言語によって最適な翻訳エンジンを選択する方式です。

方向性

両方向の通訳が可能です。日本語から他の言語への翻訳、また 他の言語から日本語への翻訳が可能です。

操作性

製品表面をタップして操作するタイプですが、操作性はあまりよくありません。設定項目などが分かりづらく一連の操作方法を覚えるまでにやや時間がかかります。

また、画面が小さく文字が小さいのも難。液晶画面が丸型のため文章が長くなると、見えづらくなります。

【2018.08.14追記】 2018年9月に、ポケトークの2代目モデル「Wシリーズ」が発売になります。液晶画面が大きくなり、タッチパネルに対応するなど 操作性は飛躍的に向上していますので、これから購入する方にはWシリーズをおすすめします。Wシリーズの基本性能や特徴などはこちらの記事をお読みください

サポート体制

電話サポートとメールサポートが用意されています。 多数のソフトウェア販売を行うソースネクスト独自のサポート体制で安心でき、レスポンスも結構 速いです。※FAQページをもっと充実させて欲しいところですが。

・電話番号:0570-000-762/(IP電話等の場合 03-3570-5688)
・営業時間:10:00-18:00(年中無休)

※メールサポートへのたどり着き方は以下の記事を参考にしてみてください。

POCKETALK(ポケトーク)で電話/メールサポートを受ける方法

2017.12.18

高田から一言

他と比べて 決して飛びぬけて優れている機種ではありませんが、最も無難な製品といえます。

私 高田が実際にポケトーク(初代モデル)を使用した際の感想を記事にしていますので、そちらも合わせて読んでみてください。

POCKETALK(ポケトーク)を使ってみた感想と気になった点

2017.12.12

初代モデルは 操作性などで課題も多かったのですが、その辺を大幅に改良した2代目モデル(Wシリーズ)が発表になりました。液晶画面が大型化し さらにタッチパネルに対応! 初心者にも使いやすくなっているのでおすすめです!

ポケトークWは↓↓↓こちらで購入できます。※2代目モデルへのリンクです。

【重要】ポケトークの2代目となる「Wシリーズ」が2018年9月8日に 発売されることになりました。基本機能や特徴についてまとめた記事を書いていますので、そちらも合わせてお読みください。

【お得情報!】現在 ソースネクストでは 2019年1月31日(木)までの期間限定で、ポケトーク(初代モデル)を購入すると もれなく5,000円分のQUOカードがもらえるキャンペーンを実施中です!

第2位:MayumiⅡ

翻訳方法

オンライン型です。ネット環境が無い場所では使用できません。 商品単体でWiFi受信ができるようになっていますので、WiFi環境下であれば、そのままでも使用できます。

SIMカード対応

SIMカードに対応しています。 購入時にSIMカードが付属しますが、事前に使用料金をチャージする必要があります。※あらかじめ「7ユーロ」分がチャージされているため、出荷状態でも約9時間程度は翻訳が可能です。

SIMカードを使えば、世界82ヵ国で WiFi環境のない場所でも使用可能です。※利用可能地域はコチラ。

翻訳エンジン

言語によって最適な翻訳エンジンを選択する方式です。Googleと百度(バイドゥ)を使用。

方向性

両方向の通訳が可能です。日本語から他の言語への翻訳、また 他の言語から日本語への翻訳が可能です。

英語・中国語など45言語で双方向の翻訳が可能です。

操作性

基本設定を行うタッチパネルと、翻訳時に使用する物理ボタンを併用するタイプで、非常に使いやすいです。

翻訳言語の変更なども直感的に行うことができ、非常に操作性に優れています。

サポート体制

メールサポートのみ。 電話サポートはありませんが、対応は丁寧です。

高田から一言

操作性だけでいえば 現状一番使いやすいと思います。ただSIMカードの設定がちょっと面倒なのが難点。

私 高田が実際にMayumiⅡを使用した際の感想を記事にしていますので、そちらも合わせて読んでみてください。

翻訳機「MayumiⅡ(眞由美)」レビュー!使用した感想と気になった点

2018.07.24

MayumiⅡは↓↓↓↓↓↓こちらから購入できます。

第3位:ili(イリー)

翻訳方法

オフライン型です。ネット環境の無い場所でも利用が可能です。

翻訳エンジン

オリジナルの翻訳エンジンを用いています。 「旅行」時に使用する言葉に特化してブラッシュアップされているのが特徴です。

方向性

方方向の通訳となります。 日本語から他の言語への翻訳となります。

対応言語

英語・中国語・韓国語の3言語に対応しています。

操作性

翻訳操作は「中央のボタンを押して話しかけるだけ」。 余計な設定を覚えたりする必要がなく とにかく操作性はピカイチです。
オフライン専用・片方向通訳の特性を活かした素晴らしい操作性だと思います。※みんなこれを見習ってほしい。

サポート

電話とメールで サポートがあります。

高田から一言

操作性と、サポート体制はとにかく最高で、本当に 素晴らしい翻訳機だと思います。

ただし片方向の翻訳という点と、対応言語が3つのみという部分をどう考えるかですね。

私 高田が実際にili(イリー)を使用した際の感想を記事にしていますので、そちらも合わせて読んでみてください。

翻訳デバイス「ili(イリー)」を使用した感想と気になった点

2017.12.09

ili(イリー)は↓↓↓↓↓↓こちらから購入できます。

まとめ

以上、翻訳機購入時のポイントと、おすすめ機種でした。

先にも書きましたが 性能的には どれも横並びなので、商品を選ぶ際は「サポート体制」を重視するのがおすすめです。

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翻訳機関連の記事をいくつか書いています。

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