ポケトークWとGoogle翻訳の違いは?翻訳アプリと機能を比較してみた

この記事では ソースネクストの翻訳専用デバイス「ポケトークW」と、「Google翻訳」などの翻訳アプリとを比較し 何がどのように違うのかをまとめています。

はじめに

ソースネクストから発売されている小型の翻訳デバイス「ポケトーク」。

2018年9月には早くも2代目モデル「ポケトークW」が登場し、さっそく私 高田も購入してしまいました。

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しかし 翻訳機と聞いて「でもgoogle翻訳とどう違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

現在では「Google翻訳」をはじめとする、モバイル アプリでも 音声認識による翻訳が可能ですし、ポケトーク同様に翻訳結果を音声で出力することもできます。

だったら、翻訳アプリで十分じゃね?

これら翻訳アプリと比べてポケトークが優れている点、劣っている点はどこなんでしょうか? 違いをあれこれ探ってみました。

ポケトークとGoogle翻訳の比較表

翻訳アプリの代表として「Google翻訳」をとりあげ、ポケトークWとの違いを表にまとめてみました(※情報は2018年9月14日時点のものです)。

双方の良いところをザックリまとめると以下のような感じになります。

ポケトークWの良いところ

  • 翻訳精度が高い! 複数の翻訳エンジンをいいとこどりで使用
  • 操作が簡単! 翻訳機能に特化したインターフェース
  • バッテリーの持ちが良い! ※スマホのバッテリーを消費しない
  • 専用SIMがあれば 世界104ヵ国で使用可能!
  • 本体を他人に渡すことに抵抗感が少ない

Google翻訳の良いところ

  • 無料で利用できる!
  • オフライン環境でも使用できる!
  • 画像の翻訳にも対応!

以下で詳しくみていきましょう。

ポケトークとGoogle翻訳の違い

価格

なんといっても最大の違いはここですね。

「Google翻訳」が無料で利用できるのに対して、ポケトークWは本体価格だけで24,880円かかります。

2年間使い放題の「専用SIM」が本体に付属するセット版だと29,880円です(わたしはこちらを購入)。

価格だけをみると、どうしても「Google翻訳」などのアプリに魅かれてしまいますね。

対応言語

対応する言語は、Google翻訳の103言語に対して、ポケトークは74言語。

こちらも単純に数だけを比較すれば「Google翻訳」の方が優れているように思えますが、注目したいのは翻訳結果の「音声出力」が可能な言語の数です。

音声出力が可能な言語数

  • ポケトークW … 51言語(※1)
  • Google翻訳 … 32言語

音声での出力に限定すればポケトークの方が上回っているんですね。

つまり ポケトークは「音声による入力と出力」に特化した翻訳機になっているわけです。

ポケトークには「音声による入/出力」を快適かつ正確に行うための機能が備わっています。

ポケトークの特化機能

  1. 内蔵マイク には「ノイズキャンセル機能」が搭載されているため 人混みでも人の声が認識しやすい
  2. ダイナミックスピーカー(1.5Wx2)が搭載されているため、騒がしい場所でも翻訳音声が聞き取りやすい

駅のホームや、繁華街の雑踏など翻訳機が必要になる場面は、結構騒がしい場所が多かったりします。実際に街中で使ってみると これらの機能の便利さを実感できます。

新宿駅の雑踏で試してみたところ、普通に音声認識でき、また翻訳結果の音量もまったく問題ありませんでした【検証結果はコチラ】。

※1:ポケトークWでは 対応する全74言語のうち 翻訳結果の音声出力ができない21言語はテキストのみで出力されます

翻訳エンジン

「翻訳エンジン」とは、翻訳精度をつかさどる頭脳にあたるものですが、「Google翻訳」ではGoogle社独自のエンジンを利用しています。

これに対して、ポケトークWでは自社の翻訳エンジンを持たずに、外部のベンダーが開発した検索エンジンを複数利用するスタイルです。

例えば「日本語→英語」の場合はGoogleのエンジン、「日本語→中国語」の場合はVoiceTraのエンジン…といった具合に、言語ごとに最適な翻訳エンジンをネット経由で選択して使用します。

いわば、他人の褌を借りて 美味しいところだけを利用する仕組みなのですが、そのおかげでポケトークは高い翻訳精度を保つことができるのです。

大手翻訳会社による第三者評価で「5点満点中4.24点」を獲得するなど ポケトークの翻訳精度には定評があります。

【2018.09.14追記】ポケトークは従来 アジア言語の翻訳精度がやや低い傾向にありましたが、2代目モデルWになって翻訳エンジンを大幅に刷新。これによって中国語、タイ語、ミャンマー語、ベトナム語などの翻訳精度が大幅に向上しました。

翻訳の方式(ネット環境の有無)

翻訳機・アプリには、翻訳時にネット接続環境が必要になるものと 不必要なもの(オフライン)とがあります。

それぞれ以下のような特徴があります。

  • ネット環境が必要(オンライン型)…クラウド上のエンジンを利用して翻訳を行うタイプ。翻訳精度が高くなる反面、ネットが通じていない場所では使えない。翻訳速度は遅め。
  • ネット環境必要なし(オフライン型)…翻訳する端末内に保存したエンジンを使って翻訳をするタイプ。どこでも使用できる反面、翻訳精度はいまいち。翻訳速度は速い。

ポケトークはオンライン型

ポケトークWは クラウド上で翻訳を行う「オンライン型」ためネット環境が必須です。オフラインの環境では翻訳ができません。

そのためポケトークWには、本体にWi-Fi受信機能がついています。

またSIMによる通信にも対応しており、2年間使い放題の「専用SIM」を利用すれば、Wi-Fi環境が無い場所でも利用が可能になります。ポケトーク専用のグローバルSIMは 日本をはじめとした世界104ヵ国で利用が可能です。

Google翻訳はオフライン/オンライン両対応

一方、Google翻訳の場合はオフライン・オンライン両方に対応しています。

ネットに接続しなくても、事前にオフライン用データをスマホ・タブレットにインストールしておけば、翻訳機能が利用できます。

ただしGoogle翻訳をオフラインで使用する場合は音声入力ができなくなり テキストでの翻訳しかできなくなりますので注意が必要です(※対応言語の数も少なくなります)。

【おまけ情報】 ちなみにポケトークWのライバルともいえる翻訳専用機「ili(イリー)」はオフラインでも高精度な翻訳が可能です。

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翻訳の種類

「Google翻訳」が、テキスト・音声・画像と様々な入力方法を用意しているのに対して、ポケトークWは音声での入力と出力に特化しています。

  • Google翻訳(オンライン時):「テキスト・音声・画像」で入力&出力
  • ポケトークW:「音声」で入力、「音声とテキスト」で出力

多機能という意味では「Google翻訳」に軍配があがりますが、機能を限定している分 ポケトークには優れた音声サポート機能が備わっています。

海外での使用(Wi-Fi以外での利用)

先にも書いたように、ポケトークWやGoogle翻訳などの翻訳機器・アプリの多くは、利用時にネット接続環境が必要になります(※2)。

ホテルなどであれば Wi-Fiが飛んでいるのでよいのですが、移動時などにネット接続をする場合、各地域の電話回線を利用する必要性が出てきます。

しかし、高額なローミング料金を請求される心配から「海外旅行時には基本的に電話の回線を切っておく(ローミングオフにする)」という方も多いのではないでしょうか?

海外でスマホを使うときの注意

スマホの海外利用は高額請求が心配という人も多いはず。なんだか怖いから使いたくないという人は機内モードにしておけば安心ですが、せっかくの便利なスマホ。金銭的に負担にならない程度に現地で活用してみるのもおすすめです。

Google翻訳などアプリの挙動は デバイスの設定に依存しますので、当然 ローミングオフの状態では利用ができません(※言語によってはオフライン環境での利用も可能ですが、翻訳精度が低くなりまた音声入力も出来なくなります)。

海外でWi-Fi環境以外の場所で使用する場合は、圧倒的に「ポケトーク&専用SIM」がおすすめです。

専用SIMがあれば、面倒な手続きなしで ポケトークWを「105ヵ国」で使用することができます。

しかも SIMの通信料は2年間「使い放題」なので どれだけ利用しても追加料金は発生しません。

※2:オンライン・オフライン両対応、オフラインのみ対応の機器・アプリもあります。

バッテリーの持ち時間

地味に大事なのがバッテリーの持ち時間です。

Google翻訳の場合、稼働時間はスマホ・タブレットのバッテリー残量に依存することになってしまいます。

当然ですが、スマホはメールしたりネットを閲覧したり といった用途にも使うのでバッテリーは常に不足しがちです。

ポケトークのバッテリーは 待機状態であれば「5日間」持ちますし、連続で翻訳した場合でも「約6時間」使用することができます。

スマホでガシガシ写真を撮りまくる私の場合、余計なアプリに電池を消費されたくないもんで ポケトークのこのバッテリー持ち時間はとても魅力的ですね。

そのほかの違い

翻訳機器・アプリが必要になる場面というのは、海外旅行時だけとは限りません。

例えば、お店をやっていて 海外からのお客さんの接客に利用したい…といったケースもあるでしょう。

その際、いちいちスマホをお客さんに渡したり受け取ったりして 翻訳するというのは、心理的にやや抵抗感があるもの。

スマホには大事な写真・個人情報などが入っていますので、ちょっとした翻訳用途のためだけに他人にそれを見せたり触らせたりするのも考え物です。そういった方々には、ポケトークのような翻訳専用端末がおすすめです。

まとめ

ということで、Google翻訳を代表例としてモバイル・アプリとポケトークWの違いを比較してみました。

まとめると以下のような感じになります。

Google翻訳がおすすめな人

  • 翻訳行為にお金をかけたくない人
  • テキスト翻訳や 画像翻訳などを利用したい人
  • 翻訳精度はそこそこで十分という人
  • 自分で海外SIMの購入や設定ができる人

ポケトークがおすすめな人

  • スマホ・タブレットを持っていない人
  • スマホ・タブレットの操作に詳しくない人
  • 自分で海外SIMの購入や設定をするのが難しい人
  • 海外で通信料金を気にせずにガンガン使いたい人
  • それなりに高い翻訳精度を求める人
  • 海外からのお客さんに対応するため お店などに常備したい人

私にとって、ポケトーク最大の魅力は「世界104ヵ国で面倒な手続きなしで使い放題」という点(専用SIM利用時)。

「過去に数回だけ海外に行ったことあります」程度の 私のような初心者の場合、スマホのデータローミング設定やら SIMの差し替えやらといった行為は結構ハードルが高いんですね。

それに比べて ポケトークなら"とりあえず持ってきゃ使える"ので便利。

また、地味に大事なのが「バッテリーの持ち時間」。

スマホでガシガシ写真を撮りまくる私の場合、余計なアプリに電池を消費されたくないもんで、ポケトークの「5日間(待機時)」というバッテリー持ち時間は魅力です。

上にも書いたように 海外からのお客さんを接客する方なんかにもおすすめです。

ポケトークを購入する

ポケトークWは、Amazonや楽天でも入手できますが ソースネクスト公式サイトからの購入が断然おすすめです。

公式サイトだと、製品保証のワイド延長オプションをはじめ、専用シリコンケースや液晶保護シールなどのアクセサリーをセットで申し込むことができます(↓以下から購入できます)。

ソースネクストでポケトークW(2代目モデル)を購入する

Amazonや楽天で購入する場合は、SIM内臓モデルかどうかや延長保証の有無などをしっかり確認しましょう。

購入価格を抑えたい方には初代モデルがおすすめ!

少しでも価格を抑えたい方は、ポケトーク初代モデルがおすすめです。ソースネクストでは 2019年1月31日(木)までの期間限定で、ポケトーク(初代モデル)を購入すると もれなく5,000円分のQUOカードがもらえるキャンペーンを実施中です!

ソースネクストでポケトーク(初代モデル)を購入する

ポケトークをレンタルする

「たまにしか海外にいかないのに3万円も払えないよな~」とお考えの方には、ポケトークのレンタルがおすすめです。

海外旅行向けのWi-Fiレンタルサービス「グローバルWiFi」では、サービス利用時のオプションとしてポケトークをレンタルすることができます。しかも最新モデルの「ポケトークW」!

レンタル料金は「800円/日(税抜)」となっています(2018.08.30現在)。

「グローバルWiFi」を利用する

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POCKETALK(ポケトーク)の競合製品で、ワンフレーズの旅行会話に特化した「ili(イリー)」の記事も書いています。

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