ポケトークWとili(イリー)の違いは?他の翻訳機と機能を比較してみた

この記事では、ソースネクストから発売されている翻訳機「ポケトークW」が、ili(イリー)などの競合製品とどう違うのか その特徴をまとめています。

はじめに

ソースネクストから発売されている 夢の翻訳デバイス「POCKETALK(ポケトーク) W」。

端末に向かって話しかけるだけで、その内容を任意の外国語に翻訳し そのまま音声出力までしてくれます。

さてしかし、世の中にはポケトーク以外にも たくさんの翻訳デバイスが存在しています。 それらとポケトークではいったい何がどう違うのでしょうか? 気になったのであれこれ調べてみました。

※この記事では、ポケトークWと競合する翻訳専用デバイスとの違いをまとめています。Google翻訳などの 翻訳アプリとの違いに関しては、↓以下の記事をお読みください。

ポケトークWとGoogle翻訳の違いは?翻訳アプリと機能を比較してみた

2017.12.02

ポケトークWと競合する翻訳機

2018年10月現在、ポケトークWと競合する翻訳機としては以下のような製品があります。

ili(イリー)

MAYUMI2(マユミ2)

Langie(ランジー)

ez:commu(イージーコミュ)

翻訳機の特徴を比較すると?

各翻訳機の性能や特徴を比較した表を作成してみました(※情報は2018年10月時点のものです)。

※表中の赤字の個所は、私が個人的に その機種のウィークポイントと考えている部分です。

ili(イリー)、Mayumi(マユミ)2との比較

ez:commu(イージーコミュ)、Langie(ランジー)との比較

比較表の見方について

上の比較表に関して「翻訳機」独特の比較項目がありますので、少し補足を加えておきます。

「翻訳の方向性」とは?

日本語入力のほかに 外国語でも入力可能なものを「双方向」としています。例えば「日本語から英語」や「英語から日本語」といった翻訳が可能なものは「双方向」になります。

オンライン/オフラインの違いは?

「翻訳の方式」項目の「オンライン/オフライン」とは、翻訳処理を行う際にネット接続が必要かどうかの違いです。

翻訳を行う際の「頭脳」にあたるものを「翻訳エンジン」と呼びますが、この翻訳エンジンを本体に内蔵しているタイプを「オフライン型」と呼び、その都度ネット上から呼び出して使用するタイプを「オンライン型」と呼びます(※1)。

※1:ここでは便宜上「翻訳エンジン」とひとくくりで説明をしていますが、実際には「音声入力したものをテキスト変換するエンジン」「変換されたテキストを他言語のテキストに翻訳するエンジン」「翻訳結果のテキストを音声変換するエンジン」といった様々なエンジンが翻訳行為に関わっています。

翻訳にあたってネット接続の有無は 翻訳機にとって重要なポイントです。翻訳精度や翻訳速度に関して以下のような影響があるからです。

  • オンライン型:翻訳エンジンがネット上にあるもの。翻訳精度が高くなる反面、ネットが通じていない場所では使えない。翻訳速度は遅め。
  • オフライン型:翻訳エンジンが本体内に保存されているもの。どこでも使用できる反面、翻訳精度はいまいち。翻訳速度は速い。

詳しくは「翻訳機を選ぶ際に気を付けたい6つのポイントとおすすめ機種」の記事も合わせてお読みください。

翻訳機を選ぶ際に気を付けたい6つのポイントとおすすめ機種【2018年版】

2018.07.19

翻訳機ごとの特徴

以下で各翻訳機の特徴を もう少し詳しくみていきましょう。

ポケトークWの特徴

ポケトークWの特徴は以下の通りです。

  • メーカー:ソースネクスト ※公式ページ
  • 価格:本体のみ24,880円/本体&専用SIMセット 29,880円
  • 翻訳の方向性:双方向での翻訳が可能
  • ネット接続の有無:ネット接続環境が必須(本体のみでWi-Fi受信可能、SIMによる通信も可能)
  • 音声対応言語:音声入力は74ヵ国語に対応 ※音声出力できない言語に関してはテキストで翻訳結果が表示されます
  • 翻訳エンジン:言語に応じて既存サービスを選択する方式

管理人・高田メモ

「翻訳精度・操作性(使いやすさ)・サポート体制」どれをとっても平均点以上で、トータルバランスに優れているのが最大の特徴。

正直言って他の翻訳機と比べて、飛びぬけて優れているわけではありません【ココ大事】。 ただ特に大きな欠点もないので、どれにしようか迷っている方にはポケトークWがおすすめです。

翻訳エンジンは 大手ベンダーが提供するものを選択して利用する方式なので、精度の高い翻訳が可能です。二代目モデルからは中国語やタイ語などのアジア言語の精度も大幅に向上しました。

SIM内臓モデルを購入すると、面倒なSIMの設定が必要ないので、海外旅行初心者や この手のガジェット(機器)の操作が苦手な方におすすめです。専用SIMを用いればWi-Fi環境が無い場所でも 世界105カ国で通信が可能になります。

実際に高田が ポケトークWを実際に使用した際の感想を記事にしていますので、そちらも合わせてお読みください。

翻訳機「ポケトークW」レビュー!使用した感想と気になった点!

2018.09.07

ポケトークWは amazonや楽天でも購入可能ですが、独自ポイントなどが貯まるソースネクスト公式サイトからの購入がおすすめです。

ソースネクストでポケトークWを購入する

Amazonや楽天で購入する場合は、SIM内臓モデルかどうかや延長保証の有無などをしっかり確認しましょう。

ili(イリー)の特徴

ili(イリー)の特徴は以下の通りです。

  • メーカー:株式会社ログバー
  • 価格:19,800円
  • 翻訳の方向性:片方向の翻訳
  • ネット接続の有無:ネット接続の必要なし
  • 対応言語:英語・中国語・韓国語の3言語のみ
  • 翻訳エンジン:独自の翻訳エンジンを使用

管理人 高田のメモ

とにかく シンプルに機能を割り切って作られた翻訳機です。

翻訳できる言語は3つだけ(英・中・韓)。しかも 片方向なので、日本語から他言語への翻訳のみで、英語を日本語に翻訳するようなことはできません。

しかし、この機能制限のおかげで 初心者でも迷うことなく使用できる使いやすい操作性となっています。

本体内に翻訳エンジンが搭載されているため ネット環境に左右されることなく素早い翻訳が可能なのも特徴。

オフライン機ゆえに翻訳精度に不安が残りますが、「海外旅行時のワンフレーズ英会話」に特化した自社製翻訳エンジンを搭載することで それなりに精度の高い翻訳を実現しています。※長文の翻訳や、商談・交渉の場面での使用には不向きです。

高田がili(イリー)を実際に使用した際の感想を記事にしていますので そちらも合わせてお読みください。

翻訳デバイス「ili(イリー)」を使用した感想と気になった点

2017.12.09

ili(イリー)は↓↓↓↓↓↓こちらから購入できます。

MAYUMI2の特徴

MAYUMI2の特徴は以下の通りです。

  • メーカー:テスプロ株式会社(日本代理店) ※公式ページ
  • 価格:29,800円
  • 翻訳の方向性:双方向
  • ネット接続の有無:ネット接続環境が必須(本体のみでWi-Fi受信可能、SIMによる通信も可能)
  • 対応言語:45言語に対応
  • 翻訳エンジン:言語に応じて既存サービスを選択する方式

管理人 高田のメモ

性能だけみればポケトークWとほぼ同等で、ボイスメモ機能やグループ翻訳など、プレーンな翻訳以外の機能が付属するのが特徴。

購入時に対応SIMカードが付属するものの、基本的にはSIMフリーの設計となっているため、慣れている方なら自分でお得な海外SIMを購入して使用することも可能です。

SIM挿入時には 本体をWi-Fiルータとして使用することができるのも注目ポイント。

ただ、SIMの登録や設定に不慣れな方には、ちょっと初期設定のハードルが高めです。 説明書などは充実しているので 迷うことはないと思いますが、ポケトークW(SIM内臓モデル)と 比べると設定終了までに ちょっと時間がかかってしまいます。

また、サポートが「メールのみ」ということもあり、このての機器やガジェット類の操作にある程度 慣れている方におすすめの機種です。

高田がMAYUMIⅡを実際に使用した際の感想を記事にしていますので、そちらも合わせてお読みください。

翻訳機「MayumiⅡ(マユミ)」レビュー!使用した感想と気になった点

2018.07.24

MayumiⅡはアマゾンなどでも入手できますが、SIMの設定解説なども丁寧に紹介されている↓こちらの公式オンラインショップからの購入が断然おすすめです!

公式ショップでMayumiⅡを購入する

アマゾンや楽天などで購入する場合は 以下から購入できます。

ez:commu(イージーコミュ)の特徴

ez:commu(イージーコミュ)の特徴は以下の通りです。

  • メーカー:フューチャーモデル ※公式ページ
  • 価格:26,784円
  • 翻訳の方向性:双方向
  • ネット接続の有無:ネット接続環境が必須(本体のみでWi-Fi受信可能、SIMによる通信も可能)
  • 対応言語:32言語
  • 翻訳エンジン:4つの翻訳エンジンに同時アクセスし AIが訳を比較して判断

管理人 高田のメモ

こちらは翻訳エンジンが独特です。

自社独自のエンジンでなく、他社ベンダーのものを利用する点ではポケトークWなどと同じなのですが、エンジンの選定で他と差別化を図っています。

例えば ポケトーク場合は「英語はGoogle 中国語はVoiceTra」といった感じに、翻訳する言語と利用する翻訳エンジンの組み合わせはあらかじめ決められています。

ところがこちらは、翻訳の際に毎回 4つの翻訳エンジンに同時アクセスし、AIが訳を比較して判断するという方式を採用。これによって高い翻訳精度を実現しています。

SIMにも対応しており、MAYUMIⅡと同様、SIM挿入時にはWi-Fiルータとしても活用できます。

ただ、残念ながら海外SIMは保証の対象外となっているため、海外での使用に関してはちょっとおすすめしづらくなっています。

ez:commu(イージーコミュ)は↓↓↓↓↓↓こちらから購入できます。

Langie(ランジー)の特徴

Langie(ランジー)の特徴は以下の通りです。

  • メーカー:東江物産 ※公式ページ
  • 価格:29,800円
  • 翻訳の方向性:双方向
  • ネット接続の有無:オンライン・オフライン両方に対応(本体のみでWi-Fi受信可能)
  • 対応言語:オンライン:52言語/オフライン12言語
  • 翻訳エンジン:Googleと 自社のエンジンを使用

管理人 高田のメモ

発売元の東江物産は、長年 言語学習機や翻訳機を製作してきた老舗メーカーで、これまでに培われたその翻訳技術の粋を結集して開発されたのが、こちらのLangie(ランジー)です。

音声翻訳の他に 画像による翻訳にも対応するなど翻訳専用デバイスの中でもユニークな存在です。

ただ、丸型の液晶画面などインタフェースが独特なので 操作に慣れるまでにはやや時間が必要。

翻訳専用デバイスには珍しく、オフライン翻訳とオフライン翻訳の両方に対応しています。ただしSIMには非対応なので オンライン翻訳時は使用場所が限られてしまう点で注意が必要です。

Langie(ランジー)は↓↓↓↓↓↓こちらから購入できます。

まとめ

以上、翻訳専用デバイスの特徴をまとめてみました。

これらを踏まえると、他の機種と比べた場合のポケトークの優れた点とイマイチな点が見えてきます。

ポケトークがイマイチな点

  • ネット接続環境がないと役に立たない
  • 機能はあくまで「翻訳のみ」(※録音機能などはない)

ポケトークがよい点

  • 対応言語数が多い
  • クラウド環境で翻訳を行うため翻訳精度が高い
  • 双方向の翻訳が可能なので多様なコミュニケーションが可能
  • サポートの種類が豊富

ややお値段が高めですが、機能もほどよくまとまっていて使い勝手も良く、バランスのとれた翻訳デバイスだと思います。

海外旅行での使用はもちろん、外国からの観光客を相手にする国内サービス業の方々にもおすすめです。

ポケトークを購入する

ポケトークWは、Amazonや楽天でも入手できますが ソースネクスト公式サイトからの購入が断然おすすめです。

公式サイトだと、製品保証のワイド延長オプションをはじめ、専用シリコンケースや液晶保護シールなどのアクセサリーをセットで申し込むことができます(↓以下から購入できます)。

ソースネクストでポケトークW(2代目モデル)を購入する

Amazonや楽天で購入する場合は、SIM内臓モデルかどうかや延長保証の有無などをしっかり確認しましょう。

購入価格を抑えたい方には初代モデルがおすすめ!

少しでも価格を抑えたい方は、ポケトーク初代モデルがおすすめです。ソースネクストでは 2019年1月31日(木)までの期間限定で、ポケトーク(初代モデル)を購入すると もれなく5,000円分のQUOカードがもらえるキャンペーンを実施中です!

ソースネクストでポケトーク(初代モデル)を購入する

ポケトーク/ili(イリー)をレンタルする

「たまにしか海外にいかないのに数万円も払えないよな~」とお考えの方には、レンタルがおすすめです。

海外旅行向けのWi-Fiレンタルサービス「グローバルWiFi」では、サービス利用時のオプションとしてili(イリー)やポケトークをレンタルすることができます。

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