【BackWPup】ver4.xのジョブ設定項目の自分用メモ

BackWPup(ver4.x)のジョブ設定項目を、自分用の備忘録としてメモしておきます。

一言メモ
BackWPupは、2025年2月にver5.xを発表しています。ver5.xのジョブ設定は、この記事で紹介している内容と大きく異なります。この記事はver4.xのジョブ設定項目を紹介していますのでご注意ください。

ジョブ(バックアップ設定)を作成する

BackWPup > 新規ジョブを追加をクリック。

一般、スケジュール、DBバックアップ、ファイル、プラグイン、(宛先:xx)の各タブにて、各種設定を行い「変更を保存」ボタンをクリックすると、ジョブを作成できます。

各タブの細かい設定項目について、この後 解説していきます。

一言メモ
宛先:xxタブは、一般タブの「バックアップファイルの保存方法」で保存先を設定すると表示されるようになります
「ジョブ」とは?

ジョブとは、BackWPupツールにおいて、自分用にカスタマイズしたバックアップ方法のことです。

BackWPup(ver4.x)では、1つのサイトに対して、複数の異なるバックアップ方法(=ジョブ)を設定することができます。ジョブを複数作成することで、多様なバックアップを作成することができます。例えば、以下のように、2つのジョブを作成すれば、サーバ側のデータ破損リスクなど備えることもできます。

  • ジョブA:週に1回、記事データ(データベース)を Dropboxに保存する
  • ジョブB:月に1回、記事・画像を含む すべてのデータを Microsoft Azureに保存する

一般 タブ

  • このジョブの名前:※任意の名前
  • ジョブタスク:データベースのバックアップ、ファイルのバックアップ、インストール済みプラグイン一覧にチェック
  • アーカイブ形式:Windowsユーザは「Zip」、Macユーザは「Tar GZip」を選択
  • ジョブの宛先:バックアップファイルの保存方法:※任意の場所
バックアップファイルの保存方法

バックアップデータの保存先を選択します。私はフォルダーへバックアップ(=FTPサーバ上)と、Dropboxにバックアップを選択しています

スケジュール タブ

  • ジョブの開始方法:Wordpressのcron
  • スケジューラーの種類:基本
  • スケジューラー:※任意
時間は「深夜3時以外」を推奨

BackWPupはデフォルトで深夜3時をバックアップの作成時間に設定しています。このため、同じ時間帯にバックアップデータの作成・アップロードなどが重なり、サーバ側の処理が遅くなってしまう可能性があるため、深夜3時以外を選択するのがよいとされています。

DBバックアップ

※デフォルトのままでOK

ファイル タブ

※デフォルトのままでOK

プラグイン タブ

※デフォルトのままでOK

宛先:フォルダー タブ

  • バックアップを格納するフォルダー:※デフォルトのまま
  • ファイルを削除:※任意(保存するファイルの上限値)

宛先:Dropbox タブ

Dropboxへデータを保存する場合は、はじめにアクセスの認証を行う必要があります。

Dropboxの認証を行う

Dropbox のアプリへのアクセス部分の「Dropboxのアプリ認証コードを取得」ボタンをクリック。

ログイン画面が表示されたら、Dropboxのアカウントでログイン。

以下の画面が表示されたら「許可」をクリック。

認証コードが表示されたらコードをコピーし・・・

WordPressに戻って、認証コードをペーストし「変更を保存」をクリック。

以上で、認証は完了です。

Dropbox:バックアップ設定
  • 保存先フォルダー:※任意
  • ファイルを削除:※任意(保存するファイルの上限値)
Dropbox:保存先フォルダー

仮に「test_01」に設定した場合、Dropbox上では以下の場所に保存されます。

(Dropbox ルート)> アプリ > InpsydeBackWPup > test_01

各タブの設定が終わったら「変更を保存」をクリックします【重要】

確認する

「今すぐ実行」をクリックすると、手動でデータを作成できます。