win7(8)でDVDビデオが再生できなくなった際に疑うべき5つのポイント

すこし前から、パソコン(windows7/64bit版)でDVDビデオ(DVD-R)の再生ができなくなってしまいました。

といってもまったくダメではなく「たまに再生できたりできなかったり…」といった感じで、何度かディスクを出し入れすると再生できるようになります。

medium_287665619photo credit: aussiegall via photopin cc

忙しかったこともあり、あまり本腰をいれて問題解決に取り組んでいなかったのですが、いい加減面倒くさくなったので原因を探ってみました。

同じような症状でお悩みの方の参考になればと思い、ココにわたしが問題解決までに確認したポイントをメモしておきます(*2015年8月追記:CPRMの項目を追加しました)。

問題の切り分け(疑うポイント)

一般的にパソコンにおけるDVDの再生エラーの原因は次の5パターンが考えられます。

わたくしもこれらの点に関して1つ1つ考えられる可能性を試してみて、問題を切り分けていきました。

(1) ディスクの問題か?

エレコム ディスク・クリーナー(手動タイプ) CK-DC6

まず、DVDディスク自体に傷がついたり汚れたりして再生できなくなっている可能性があります。

その場合は、左のようなクリーナー(エレコム ディスク・クリーナー(手動タイプ) CK-DC6)などを利用することで状況を改善することができます。

ただし、わたしの場合は同じディスクが 別のパソコンや単体のDVDプレーヤーなどでは普通に再生できたため、ディスクの問題ではないと判断しました。

(2) DVDドライブの問題か?

東芝サムスン DVD-RAM/±R(1層/2層)/±RW対応 SATA接続 5インチベイ DVDドライブ SH-224DB+S

DVDを読み取るドライブ自体が物理的に故障している可能性があります。

また、パソコンにドライブを認識させるためのデータ(=ドライバ)に不具合があるのかもしれません(参考:CDまたはDVDドライブのドライバーを再インストール(再検出)する方法)

わたしの場合は、ディスクそのものは認識できていたため物理的なドライブの故障ではないようでした。

ただし、以下のようにアイコンがDVDビデオのそれではなく、変な表示になってしまっていました・・・

dvd_play_001

そこで、ドライバ関連の不具合を疑い、ドライバの削除・更新も行ってみたのですが特に症状は改善しませんでした。

よってドライブ自体の不具合も考えにくいと判断。

(3) コーデックの問題か?

PowerDVD EXPERT 5

通常、DVDビデオの再生には、WindowsMediaPlayerなどの再生プレーヤーの他に「DVDコーデック」と呼ばれるデータが、別途必要になります。

DVDコーデック自体はライセンスの問題から有料となっており、PowerDVDのようなDVD再生ソフトなどをインストールすると、DVDコーデックも同時にインストールされるようになっています(左はPowerDVD EXPERT 5)。

実は、Windows7(VISTA)の場合、エディションによってはOS標準でDVDコーデックが含まれています。

なので「これまで再生できていたんだけど・・・」という場合は、DVDコーデックがエラーの原因になっている可能性は低いかと。わたくしもwindows7を利用していますので、DVDコーデックの可能性は考えませんでした。

ちなみにwindows8やXPにはDVDコーデックは含まれていません。

またwindows7(VISTA)でもエディションによってはコーデックが含まれない場合もあるようですので 下記の参考リンクをご覧ください。

【参考】Windows 8ではDVDを再生できない!? その理由と対策は
http://ascii.jp/elem/000/000/721/721780/

(4) 再生環境がCPRMに対応しているか?

再生しようとしているのが、テレビ放送された番組を録画したDVDである場合には、再生環境がCPRMに対応しているかどうかの確認が必要です。

「CPRM」というのはある種のコピーガードのことで、デジタル放送されたテレビ番組をDVDに録画し 再生する際にはCPRMに対応したドライブ・再生ソフトが必要になります。CPRM対応に関する詳細に関しては別に記事を書いていますのでそちらを参照してください。

TV番組を録画したDVDがパソコンで再生できない時に疑うべきポイント

2015.08.24

(5) 自動再生設定の問題か?

可能性の高そうな上記4つを潰して「さて、どうしたもんか?」と途方にくれていたのですが、ふと思い出したのが以下の点。

上述のように、わたくしの場合「DVDの再生がまったくできない」というわけではなく「ディスクを何度か出し入れしているうちに再生できる場合もある」といった感じでした。

で、その「再生できる場合」には必ず以下のような一連の挙動をしていました。

(1)ディスク挿入後まずエラー(アプリケーションが見つかりません)が出る

dvd_play_002

(2)その後 ドライブを右クリックしてから「再生」を選択するとWMP(ウィンドウズメディアプレーヤー)による再生が開始される

dvd_play_003

原因は自動再生設定の不具合だった!

で、気になったのが「アプリケーションが見つかりません」のエラー表示。

先述のようにディスク挿入時に(再生できるときは)エラーが出ることから、ディスク挿入時の自動再生設定を確認してみたところ、これがドンピシャ!!

自動再生の設定部分を確認すると・・・

「DVDムービー」の項目で「DVDビデオのコピー/変換/書き込み-DVDFab9使用」が選択されていました。

dvd_play_004

実は、ここで選択されていた「DVDfab」はしばらく前にアンインストール(削除)済みのソフト。

つまり DVDディスク挿入のたびに存在しないアプリを起動しようとして失敗していたわけで、これが今回の不具合の原因だったようです。

DVDfabというのはリッピング用のアプリで、有料版でも30日間は試用が可能になっていたため、以前何かの際に試しにインストールしたような記憶があります。

logo_new

おそらくその際にデフォルトの自動再生アプリとして「DVDfab」を選択するように自動的に設定が行われていたのでしょう。

その後、結局「DVDfab」を使用することはなかったのでアンインストールしたのですが、どうやら、削除後もこの自動再生設定だけはそのままだったらしく、今回の不具合を引き起こしていた模様。

自動再生設定の確認方法

以下はWindows7での自動再生設定の確認方法です。

まずは「スタート>コントロールパネル」を選択。

dvd_play_006

「ハードウェアとサウンド」をクリック

dvd_play_007

「自動再生」をクリック。

dvd_play_008

「DVDムービー」の項目を任意のDVD再生ソフト(プレーヤー)に設定します。

dvd_play_005

Windows7(VISTA)の場合は、上述のようにOS標準でDVDコーデックが付属しているため、図のように「DVDムービーの再生 -WindowsMediaPlayer使用」を指定すれば、それで大丈夫です(※ただしエディションによってコーデックが含まれない場合もあるようですので 前述の参考リンクをご覧ください)。

windows8(XP)の場合は、DVDコーデックが付属していないため 各自で用意したDVD再生ソフト(プレーヤー)を選択しましょう。

2 件のコメント

  • 突然DVDが再生されなくなり、困ったまま1年ほど過ぎていたのですが、偶然この記事に行き当たり、さきほど無事に再生されるようになりました。
    本当にありがとうございます!
    おかげで色々なDVDが無駄にならずに済みました。

    • コメントありがとうございます。
      記事がお役に立ったようでうれしいです。

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