GA4(GoogleAnalytics4)を用いて、月別のセッション数の推移を表示し、それをCSVなどの外部形式で書き出す方法をメモしておきます。
「データ探索」で月次表示させる
まず、GA4にログインし 任意のサイトを選択後、「探索」メニューから「空白」をクリック。

以下のような画面が表示されます。

この設定画面にて、月別のセッション数を表示させるカスタマイズを行うわけですが、まずはじめに 最終完成形を確認しておきましょう(下図)。

テーブル左、縦軸の「行」に 1~12月までの「月」を割り当て、右側の「値」部分に「各月のセッション数」を表示させています。

「変数」を設定する
まずは、画面左の「変数」部分に 以下の設定を行います。

・対象期間:※任意(ここでは昨年1年間を選択)
・セグメント:※デフォルトのまま
・ディメンション:「月」を選択
・指標:「セッション」を選択
ディメンション/指標の右側の「+」をクリックすると、続く選択画面にて各項目(月/セッション)を選択することができます。
「ディメンション」設定画面では 検索窓に「月」と記入し、一覧から「月」にチェックをいれて確定。

同じく「指標」も、検索窓に「セッション」と記入し、表示項目にチェックを入れ 確定をクリックします。

「変数」を適用する
続いて、いま読み込んだ各変数(月、セッション)を、それぞれ隣の「設定」欄にドロップします(対象をクリックしたまま移動させる)。「月」を「行」部分に そして「セッション」を「値」部分にドラッグします。

すると、画面右側の「自由形式1」部分に、テーブルらしきものが作成されると思いますが、このままではまだ扱いづらいため、表示をカスタマイズする必要があります。
表示を整形する
まず、デフォルトで縦軸(=行)は10行(つまり10ヵ月分)しか表示されていません。そこで 「行」の「表示する行数:25」で選択します。


また、デフォルトでは値(セッション数)の多い順に上から順番に表示されているため、自由形式1内の「月」部分をクリックして、12ヵ月の順番(1月、2月、3月~)に並ぶようにソートします。
以上で、月別にセッション数を表示させることができました。

データをダウンロードする
あとは、画面右上「データのエクスポート」から、任意の形式でデータをダウンロードします。

以上です。
