こんにちは、お得なコト大好き!管理人の高田です(プロフィール)。
私、普段のネット通販はもっぱら Amazonを利用しています。
特に不満もなく利用してきたのですが、この度「電子書籍」を購入してみようと思い立ち、あれこれネットで調べたところ、書籍と電子書籍のハイブリッド書店「honto ホント」なるサービスがあることを知りました。
「Amazon アマゾン」と「honto ホント」。
電子書籍(および一般書籍)の購入という用途に限定すれば、どちらも似たようなサービスなのですが、それぞれどのような特徴があるのか気になったので、色々と調べてみることにしました。
記事の目次
「honto」と「Amazon」を比較する!
というわけで、私が普段利用しているAmazonと、hontoの違いについて色々と調べてみました。
書籍以外も一緒に購入するなら「Amazon」
書籍、DVDなどをはじめ家電、PC機器、雑貨などを扱う総合型通販サイトamazonに対して、hontoのメインはあくまで一般書籍と電子書籍になります。
そのためhontoでは「PCソフトを購入して解説書を同時に購入・・・」といったことはできません。
「honto」は書籍購入時にポイント付与!
日本では「再販売価格維持制度」というものが存在し、新刊書の価格はどこで購入しても一緒です(※電子書籍は割引可能)。
そのため、紙の書籍に関しては hontoでもamazonでも同額の定価販売となっています。
しかし hontoには 独自のポイントサービスがあります。
これは 購入額100円につき1ポイントが付与されるもので、実施的に「1%引き」のかたちで紙の書籍が購入できてしまうわけです。
CD、DVD、文具、洋書、ゲーム、カフェ、メガネ、絵画、図書カード、金券類、宅配受付、検定受付などはhontoポイント対象外です
裏ワザ ちなみに「honto チャージ用チケット」でポイントを購入すると、なんと5%分の還元も受けられます!
送料は「Amazon」が魅力的!
配送料に関しては「Amazon」も「honto」も頻繁に改定を繰り返していますが、総じてAmazonの方がお得な傾向にあります。※下表は2020.06時点
Amazonの場合、Amazonプライム会員、Prime Student会員は 配送オプションにかかわらず配送料無料という点も魅力的ですね。
ただ hontoも頻繁に「送料無料キャンペーン」を行っていますので、送料だけで比べた場合、両者の違いはそれほど大きいものではないともいえます。
関連記事 配送料に関しては、別に記事を書いていますので、そちらも合わせてお読みください。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
電子書籍の価格動向はキャンペーンがカギ!
電子書籍の場合、同一タイトルであれば Amazonの方が安くなる傾向にあります。
例えば↑こちらの電子書籍の価格を、2020年6月13日時点で比較してみると・・・
Amazonの場合
hontoの場合
hontoのセール&キャンペーンが狙い目!
しかし、ここで忘れてはいけないのが hontoで頻繁に開催されているセール&キャンペーンの存在。
常に何がしかのセールが開催されており、旧作が 30~50%OFFになるのは当たり前。
hontoでは随時 大判振る舞いキャンペーンが開催されているので、電子書籍の購入時には、ひとまずセールの有無を確認しておきたいところです。
「honto」最大の特徴はリアル書店との連携!
Amazonにはないhonto最大の特徴が このリアル書店との連携です(提携書店はコチラ)。
hontoで貯めたポイントは、ネット内だけでなくジュンク堂、丸善、文教堂などの提携するリアル書店でも利用できます。
また、逆に リアル書店で買い物した場合にも、ポイントが付与されます。
「honto」利用時に注意したい4つのポイント!
実際にhontoを利用して、一般書籍&電子書籍を購入してみましたが、いくつか気になる点もありました。
1:電子書籍と通販書籍の決済が別々
ネット通販の一般書籍と 電子書籍とで、決済画面が別々なのが不便ですね。
下の画像のように、そもそも一般書籍(通販商品)と、電子書籍は別の買い物カゴになっています。
これはhontoに限らず、アマゾンや楽天ブックスも同様のシステムになっているので、なにか決まりのようなものがあるんだと思います。
ただ「電子書籍とネット通販とのハイブリッド」を謳うhontoには、ぜひともこの辺を改良して欲しいところ。激しく面倒くさいです。
2:iOSアプリから電子書籍が購入できない
iphoneやiPadでhontoアプリを利用しようと考えている方は、ちょっと注意。
iphoneやiPadなどのApple系端末の場合、アプリから直接hontoサイトへ飛ぶことができません。
そのため、アプリから直接、電子書籍を購入することができないのです。
ただし、これはhontoの問題ではなくアップルの仕様とのこと・・・
要するに、iOS版のhontoアプリは ただの閲覧ツール/リーダーとしてしか使えないということですね。
書籍の購入は Safariなどのブラウザでhonto公式サイトから行う必要があります。
アンドロイド版では左上に「STORE」ボタンがあり、ここから購入ページに飛べるようになっています。
3:ポイント対応のリアル実店舗が限られる!
hontoでは、ネット通販だけでなく、丸善やジュンク堂、文教堂などのリアル店舗(実際の町の書店)との提携をウリのひとつにしています(提携書店はコチラ)。
ネットで電子書籍や紙の書籍を購入して付与されたポイントを、町の本屋さんでも利用することができるわけです。
基本的に値引きなどのない書籍販売において、このポイントサービスは確かにお得で、hontoを利用する際の最大の魅力。
しかし honto提携書店(ジュンク堂、丸善、文教堂)の全てで hontoポイントが利用できるわけではありません。
実はこの私、上記の事情を知らずにポイントサービス未対応の実店舗に出かけて寂しい思いをしてしまいました(トホホ)※hontoポイント対応店舗はコチラ
4:マイ本棚の機能がやや貧弱・・・
hontoでは 購入した本をクラウド上で一括で管理できる「マイ本棚」というサービスがあります。
これはネットからの購入に限らず、リアル書店で買った本の履歴とかも分かるのでちょっと便利。
ちなみに、実際に本を購入しなくてもHontoサイト内の商品ページで評価をつければ、その書籍がマイ本棚に追加されます。
以下はPC版のマイ本棚の様子。
左から、購入せずに評価だけしたもの、Hontoサイトから通販で購入した一般書籍、電子書籍、そしてリアル書店で購入した一般書籍です。
ところが 例によってスマホ(iphone)版に問題が・・・
電子書籍しか反映されてね~(アンドロイド版がどうなのかは不明)!
まとめ
ということで、amazonユーザの視点から「honto」の機能などを調べてみました。
amazonとの比較で考えると、以下のようにまとめられるかと思います。
- 書籍の他に、家電やPC機器、雑貨などを同時購入する場合は「amazon」を利用する
- 一般書籍の購入に関しては、配送料は「amazon」が魅力だが、送料無料キャンペーンを行っている場合にはポイントを考慮して「honto」がお得なケースも
- 電子書籍の購入に関しては、通常時であれば「amazon」の方が比較的安い傾向にあるが、ポイントキャンペーンなどを考慮すると、特に一括大量購入の際には「honto」がお得な場合も
- 「honto」のポイントは提携したリアル書店でも使いまわせるので「ネット購入もするけど、基本はリアル書店で購入」派の人には便利でお得
上述のようにどちらのサイトにも便利&お得な点があるので、キャンペーン情報など小まめにチェックして、今後は両サイトをうまく活用していきたいと思いますね。
honto関連の記事をいくつか書いています。
- どちらがお得!? amazonとhonto(ホント)を比較してみた
- 5%還元!? お得に本を買うならhontoポイントチャージ用チケットがおすすめ!
- 絵本や写真集を買うならhontoのフィルムコート加工がおすすめ!
amazonとhontoの決定的な違いは、新刊本が即時にリリースされるか否かにあります。雑誌、NHKテキスト、会社情報(四季報)など、購入時期が発売日であることが求められるものについて、hontoではほとんど対応できていません。発売から1週間たってもリリースされないものも多く、「使えない店舗」と強く感じているところです。既刊本についてはポイント等の関係から利用してはいますが、誤って電子書籍を購入したり、また誤って購入した場合の返本方法も今もって不明なので、不要な書籍を買うことにもなっており、クーポンやポイントで獲得したほどには得をしていないようなので、そろそろ利用を取りやめようかと考えています。
貴重な情報ありがとうございます。
おっしゃるとおり、現状、使い勝手がよくないポイントが目立ちますね・・・
はじめまして。記事拝見いたしました。Hontoについてこちらに記載されているすべてのサービスを使ったことがあるわけではありませんが、個人的に一押し、他店ではほぼ見かけないサービスがあります。
それがHontoのフィルムコートです。
お気に入りの本や、絶対に手元に残しておきたい本などを120円/冊で図書館の蔵書のようにしてくれます。
カバーをしてフィルムコート、帯はフィルムの上にかけて送ってきます。
Hontoの前身BK1のときからのサービスで、これはさらにBK1の母体であった図書館流通サービスならではの着眼点と人的資源あればこそだと思います。
目先の便利さ、安さだけでなく多様な買い方やサービスを担保するためにも、Hontoだけはなくなってもらっては困ります。
一緒に御贔屓筋になりましょうw
貴重な情報をありがとうございます。
フィルムコートのサービスは知りませんでしたが、なかなか良さそうですね。
今度試してみたいと思います!
2017年7月も基本的に同じです。電子書籍を購入する場合は、Amazonとhontoのセールを使い分けます。
コメントありがとございます。
私は しばらくhontoを利用していなかったんですが、honto対応店が増えたこともあって、最近また利用するようになってきました。