普段は愛妻弁当派の私・高田ですが、ヘビーなデスクワークの合間には、気分転換を兼ねて外食することもあります。
そんな時によく利用するのが、日高屋さん。
安くてメニューが豊富で、そして そこそこ美味しい。
さらに、おつまみ系の小皿メニューが充実していることでも有名で、近年では、日高屋で 会社帰りに軽く飲んで帰ろうというサラリーマンや学生さんの「ちょい飲み」層が増えているといいます。
そんな状況を反映してか、最近 近所(巣鴨駅前)に「焼き鳥、モツ煮」と大きく書かれた新店舗がオープンしました。
店頭のショーケースには「ねぎま」「特製スタミナ焼き」など、通常の日高屋では見かけないメニューが…
20mほど先には普通の日高屋もあり、あえてこの場所に別店舗をオープンさせるからには、従来のお店とは全くタイプの異なる新業態なのかもしれません。
メニューや価格設定がどうなっているのか気になりましたので、利用してみることにしました。
店内はいたって普通の日高屋です。
メニューを確認すると、これまたおなじみの内容。
ラーメン、チャーハン、餃子など一般的な中華料理メニューに加えて、冷や奴、枝豆などおつまみ系小皿もありますが、これらは普通の日高屋にも存在するものです。
価格も全く一緒です。
不思議に思って店員さんに確認すると、実はこちらのお店、基本的に普通の日高屋とメニューは全く同じなんだそうです。
ただ 一般店にはない、焼き鳥・焼きトンやモツ煮などのオリジナルメニュー数種が用意されているとのこと。
そう言われてみると、こちらのメニューには見慣れない名前がいくつか掲載されています(下図右上のあたり)。
そこで、ネギ間・スタミナ(ハラミ)・モツ煮込みを頼んでみました。 もちろん、瓶ビールと一緒に。
まずやって来たのは ビールとモツ煮。
モツ煮が ややぬる目なのが気になりますが、味はなかなかいけます。
しばらく時間をおいてスタミナが到着。
こちらも、しっかり味が付いていて、なかなか悪くありません。
まあ、この手のチェーン店系で出てくる焼き鳥、焼きトンとしては、かなりいい方じゃないでしょうか?
こちらは、ネギ間。
スーパーとかコンビニの焼き鳥でおなじみのどろっとしたタイプのタレがかかっています。
留学生と思しき店員さんに確認したら「ここで焼いてます」と断言してましたが、多分違うんじゃないかなー?
どこかで焼いたものを持って来て、このお店で暖め直している感じ(違ってたらゴメンなさい)。
いや、仮にそうだとしても、別に全然いいんです。
ここで焼いていようがいまいが、チェーン店系としては、十分満足な美味しさです。
注文伝票をいれる筒型の容器に、思わず食べ終えた串を入れようとして、苦笑。
そうです、ここは焼き鳥屋さんではありません。
面白かったのは、食べ終えた皿が、最後まで全部自分のテーブルに残されていたこと。
これ別に店員さんがサボっているわけじゃなくて、あくまで中華屋さんの感覚なんですね。
つまり、ラーメンとチャーハン、ギョウザがセットになった定食を頼んだとして、ギョウザを食べ終わったからといって、店員さんがいちいちギョウザの皿だけ片付けたりはしないですよね。
食べてる方も急かされてるようで、嫌ですし。
多分その感覚の延長としてのこの感じなんだと思いますね。片付けてくださいといえば片付けてくれるはずです。
あらためて周りを見てみると、仕事帰りに夕食がてら立ち寄ったと思しきサラリーマンが、ビール片手にレバニラ炒めをぱくついていたり、老夫婦が日本酒のみながら談笑していたり、なんだか楽しい空間でした。
会計時にしっかりサービス券がもらえるのも、日高屋流。
焼き鳥・焼きトン3皿とモツ煮、瓶ビール1本で、1500円弱。
特別割安というわけではありませんが、晩飯のついで と思えばなかなか悪くない感じでした。
ただ、焼き鳥系は出てくるのが結構遅いのと、熱々じゃないのが残念。また機会があったら行ってみようと思います。
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