駐車場予約サービス「軒先パーキング」では、予約時の独自機能として「駐車チケット(パーキングチケット)」というものが用意されています。
公式サイトの「ご利用ガイド」によると…
チケットは、現地管理者などに提示を求められた場合にお手持ちのスマートフォン端末の画面をお見せいただくか、印刷してダッシュボード上に置いて駐車してください(軒先パーキング:チケットの使い方)
とのこと。
つまり「パーキングチケット」は、駐車スペースのオーナーに対して、借り手側が正当なユーザーであることを証明するためのツール、ということのようです。
詳しく知りたい方は 軒先パーキング:駐車場の予約とサービスの詳細はこちら(公式サイトへ)
確かに WEBサイト「マイページ > マイチケット(詳細ページ)」中ごろに、駐車チケットが表示されており「印刷する」ボタンまで用意されています。
しかし「軒先パーキング」の場合、予約時に「車種」も「ナンバー」も登録するわけで、さらにパーキングチケットを「印刷」したり「画面を携帯」するなんて面倒以外のなにものでもない…
ところが「ヘルプ:パーキングを使う方 <利用について>」を読むと、パーキングチケットの印刷・携帯は 必須ではない、とのこと。
【Q】プリンターもスマートフォンも持っていません。パーキングチケットを携帯できないのですが?
【A】パーキングチケットのご提示は特に記載がない限り必須ではありません。パーキングチケットを携帯いただかなくてもパーキングはご利用いただけます。(軒先パーキングヘルプ)
じゃあなんで「パーキングチケット」とかいう面倒以外のなにものでもないものが存在してるの?という話なんですが、ここからは私の推測。
これ、多分「借り手側ユーザーが変な気を使わなくて済むように」という配慮なんではないでしょうか?
「軒先パーキング」には、一般の個人宅の「駐車スペース」も多く登録されており、こういう場所に駐車するのって、駐める側も 結構気を遣うんですよね。
「黙って停めちゃっていいのかな?」「チャイム鳴らして 挨拶とかした方がいいのかな?」とか…
もちろん、黙って停めていいし、挨拶もしなくていいんです(まあ、ばったり出くわしたら会釈くらいはすべきでしょうが)
このへんの いらぬ気遣いを緩和させるものとして「駐車チケット」が用意されているのかな…と思っています。これ印刷して提示しておいたら、事情を知らない近隣の人が騒いだりする可能性も減らせそうですし。
まあ、そういう目線で考えると「パーキングチケット」というのは、よく考えられたシステムなのかも知れませんね。
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