去る9月26日、PayPal(ペイパル)から「Your ΡayΡal account has been limited」という件名のメールが届きました。
メールを開くと以下のような画面で、どうやら何か私のペイパルアカウントで問題が発生している模様。
特に不審に感じることもなく、英語が読めない私は本分の内容の確認と対応策を調べるべく、件名の英文でそのまま検索をかけました。
すると…
なんとコレ 詐欺メールでした!!
詐欺メールだと発覚した経緯
何人かの方がPayPalを偽装した同様のメールを受け取った報告をされています。
で、あらためてメールを確認してみると、たしかにおかしなポイントがあります。
ロゴマークや記事のレイアウトなど「PayPalそのもの」なので、まるで疑問を抱きませんでした…
確かに、本物のPayPalの人間でなくたって、ロゴなんていくらでもキャプチャして使用できるし、メールのレイアウトもhtmlとかいじれば真似できちゃうわけで、本物メールと偽者メールの区別なんて、もはや転送リンク先のアドレスの違いくらいしかないだよなあ。恐ろしい世の中です。
以下に文面を掲載しておきますので、皆さんご注意ください。
詐欺メールの全文
PayPal
Your ΡayΡal account has been limited
You may have noticed ! that some limitations have been placed on yout Ρaypal account.
We know this can be frustrating but you can remove these limitations in a few step.
Log in to your ΡayΡal account.
Provide the information we needed.
The sooner your provide the information we need, the sooner we can resolve the situation.Remove Limitation
This! is part of our security process and helps ensure that ΡayΡal continue to be safer way to buy online. Often all we need is a bit more information.
We appreciate your cooperation and assistance.Yours sincerely,
ΡayΡal
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詐欺メール被害を防ぐための予防策
私自身、以前WEB上でクレジットカード情報が漏れ、悪用されてしまった苦い経験があります(※参考:楽天カードを不正利用された際の対処法 【重要】楽天カードから緊急のご連絡が届いたら)。
そのため、こうした詐欺メールなどのネット被害に関して以下のような予防策を講じています。
1:「自分だけは大丈夫」と考えない
いきなり精神論で恐縮ですが、「自分だけは詐欺メールの被害に合わない」という思い込みが、心に隙を作ります。
常に被害にあう可能性があることを心に刻みながら生活を送っています。
2:内容をWEB検索してみる
個人情報の改変を促すような内容のメールが届いた場合は、メール文中のリンクなどはクリックせずに、「件名」や「本文」などをコピーして、Googleで検索をかけるようにしています。
今回の事例のように、同様のメールが届いた人が症例報告を紹介したりしています。
3:対策ソフトを導入する
迷惑メール対策機能などを盛り込んだ、セキュリティソフトを導入しています。私は「ウイルスセキュリティZERO」というソフトを入れています。
「安心を買う」という意味でもセキュリティソフトの導入は重要かつ意味のある対策かと思います。
「ウイルスセキュリティZERO」 は、端末固定(1台のPCにつき1本のライセンス)の契約になるので、数年ごとに契約を更新したりする必要がなく、コストパフォーマンスに優れているのでおすすめです。
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