長い間押入れの奥にしまいこんでいたノートパソコンを廃棄することにしました。
ソニー製のVAIO(PCG52E3)という製品です。
はっきりとは覚えていませんが、たしか2003年前後に中古で購入したはず…
ネットで検索しても、もはや情報がほとんどでてきません。

で、これを廃棄することになったのですが、パソコンを捨てるのは初めてだったので、アレコレ迷うこともありました。 なので備忘録として、パソコンの廃棄方法をココにメモしておきます。
今回廃棄する製品

ソニー製のVAIO(PCG52E3)。
OSは「Windows98SE」で、秋葉原の中古屋さん購入した際には バッテリーが付属していませんでした。なので ノートなのに持ち歩きはせず、もっぱら事務所で常にAC電源で使用していました。

ソニーお得意のジョグダイヤルが懐かしい(1度も使いませんでしたが)。
パソコンを廃棄するまでの流れ
以下では、わたしが今回の廃棄時の手続きの流れに従いながら、折々で疑問に感じたポイントを解説していきます。
そもそもどこに捨てればいいの?
さて、パソコンはどこに捨てればよいのでしょうか?
結論からいうとこうなります。
そもそもパソコンは気軽に捨てられるものではなく、小さなノートパソコンとはいえ「ビニールに入れて燃えないゴミの日に…」なんてことはできません。
基本的に 自治体でも販売店でもなく 製造メーカが引き取ることになっています(*一部自治体では受入れているところもあるようです)。
以下のページ(一般社団法人 パソコン3R推進協会)には、製造メーカ各社の連絡先がまとまっています。
発売メーカが倒産した場合や、自作パソコンだった場合はこちらのページになります。
ちょっと注意したいのが、例えばパソコン本体とモニタが別メーカの場合はそれぞれに連絡が必要だという点。
例えば、マウスコンピュータのような、製造&販売を行っているショップで購入した場合、セットで購入していてもPCと液晶モニタのメーカが異なる場合があります。別件で廃棄したPCがまさにこのパターンでした。PCはマウスコンピュータ。液晶モニタはベンQにそれぞれ廃棄を依頼しました。
また、廃棄PCを引き取ってくれる業者もありますので、検討してみてもよいかもしれません。
旧VAIOの連絡先はどこ?
今回わたしが廃棄する「VAIO」というパソコンは、かつてソニーから発売されていた製品ですが、その後、ソニーの業績悪化などのアオリを受ける形で、現在では、VAIO株式会社という別会社が製造を行っています。
名前が「VAIO株式会社」なので勘違いしてしまいそうですが、こちらはソニーとは関係のない別会社です。
で、その場合、わたしが持っているソニー時代の製品はどうなるのか調べてみたところ「VAIO株式会社」のページにこのように記述されていました。
…ということで、私の場合、廃棄に関しては「ソニー」が担当しているようですので、以下のページから廃棄の申請を行いました。
廃棄にかかる料金は?
まず2003年10月以降に発売されたパソコンには、基本的に以下のような「PCリサイクルマーク」が付いており、このマークがあるPCの廃棄には料金は発生しません(つまり無料)。

ただし、わたしのように2003年10月以前に発売されたモデルには「PCリサイクルマーク」が付いていません。
以下では、ソニーの場合の廃棄料金を紹介しておきます。
・デスクトップPC(本体のみ)=「3000円+税」※液晶モニタは別途「3000円+税」
・ブラウン管ディスプレー、ブラウン管一体型PC=「4000円+税」
上記はあくまでソニーの例ですが、他のメーカや、発売メーカが倒産した場合、自作パソコンだった場合も、ほぼ同様と思います。
また、送料は上記料金に含まれます。
PCと一緒に廃棄できるもの
AC電源ケーブルや、キーボードは一緒に捨てられるようですが、ただし以下のものは一緒に廃棄できません(*詳細な内容は各メーカに問い合わせてください)。
・プリンタ、スキャナ等の別売周辺機器
・ワープロ専用機、PDA、HDDビデオレコーダー
・取扱説明書/マニュアル
・フロッピーディスク、 CD-ROM等
廃棄方法は?
メーカによって対応が異なるようですが、ソニーの場合は、上記のWEB申請&料金の支払い後に、郵送で「エコゆうぱっく」の伝票が送られてきました。

これを、自分で梱包したPCに貼り付けて、郵便局に持ち込むか、集荷を依頼します(*コンビニ、簡易郵便局は不可)。

ちなみに、これとは別にマウスコンピュータの廃棄を行った際には、自分で梱包後、佐川急便が引き取りに着てくれました。
実際の廃棄にあたってはPC内のデータを確実に消去しておきましょう。
私の場合は、物理的にHDDを取り外しました。以下のページもぜひお読みになってください。
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