本日Googleアナリティクスを眺めていたところ、いかにも怪しげなデータを発見しました。
結論からいうと「Googleアナリティクス」ユーザを対象にした、リファラスパムの変形版(検索ワードスパム?)とでもいうものでしたので、情報共有のためにココにメモしておきます。
スパムの形態
全記事数5という弱小ブログにおいて、昨日Googleからの流入が8件もありました。
自分以外に見る人も無いようなブログなので、不思議に思って検索キーワードを調べてみたところ・・・
「キーワード」に「непереводимая.рф」という、いかにも怪しげな文字列(ロシア語のようですが文字列自体に意味は無いようです)。
セッションが8で、ページセッション1.50、平均セッション時間が7分近くという、どうにも気になるアクセスなのですが、しかし、そもそもこのサイトの記事にこんな文字は含まれていませんので、なぜ検索キーワードになっているのかは不明。
で、この「непереводимая.рф」で検索をかけてみたところ以下のような海外のページが見つかりました。
Google翻訳の力をかりて読んでみるとGoogleアナリティクを用いたリファラスパムの新種のようです。
本来リファラスパムというのは「4webmasters.org」のように、リファラ情報に偽装するものをいうので、これを「リファラスパム」という言い方は適切ではないのでしょうが、「キーワードスパム」というとブラックハットSEOの一種と混同されそうな感じですね。
上記サイトでは他にも以下のような例が紹介されています。
sanjosestartups.com / organic,
s.click.aliexpress.com/e/ay3rfmzfi / organic,
ilovevitaly.com / organic
対処方法
当該ワードの流入に関して、セカンダリディメンションで「言語」を表示させたところ、すべてが「ru(ロシア)」からのアクセスであるコトが判明。
そこで根本的な対処方法ではないのですが、面倒なので荒業を使うことにしました。
まあ、まともな目的で当ブログを訪れるロシアの方がそれほど多いとは思わないので思い切って除外します。
「アナリティクス設定 > ビュー」で「フィルタ」をクリック。
「新しいフィルタ」をクリック。
「ビューにフィルタを追加」画面で以下のように設定します。
・フィルタの種類:除外
・フィルタフィールド:言語設定
・フィルタパターン:ru
「保存」ボタンを押して終了です。
こんな感じでフィルタが追加されました。
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