この記事で紹介しているエアクッション「FF-5520YE エルフドットコム」は、現在販売を終了しています。さらに快適な別の送風シートの記事も書いていますので、そちらをご覧ください。
こんにちは、椅子と一体化して生きるデスクワーカー・高田です(プロフィール)。
座り仕事がメインの私にとって、夏場は"お尻の蒸れ"との孤独な戦いでもあります。
特に今年は体重の大幅な増加のせいもあってか、6月半ばからかなり危機的な状況。
そんな折、ネットをみていたところ、USB給電のファンを使用してクッション内部に送風を行う「エアークッション(送風クッション)」なる商品があることを知りました。
渡りに舟とばかり、さっそく、エルフドットコムから発売されている「FF-5520YE」という商品を購入してみましたので、購入前に感じた疑問点や、使用後の感想などをここで紹介しようと思います。
関連記事 その後、乾電池で駆動するタイプの「東京西川エアロシート」を購入しました。別の記事に感想をまとめていますので、そちらも合わせてお読みください(↓こちらの方がおすすめ)。
記事の目次
エアークッション(送風クッション)とは?
エアークッション(送風シート)とは クッションやシート内にファンを仕込み、お尻と接触する座面部分に送風を行うことで 蒸れを回避してくれるように作られたクッションのことです。
私のようなデスクワーカーはもちろん、長距離を運転するドライバーさんなどにも愛用されているようです。
自動車のシートや、事務椅子などの上に敷いて使用します。
調べてみると 同様の機能を持ったクッション(シート)はいくつか発売されており、値段も7~8千するものから2千円程度のものまでかなりの開きがあります。
給電方法としては、乾電池式のものや、USBB給電のものがあり、また、自動車用に作られたものの中には、シガーアダプター付きのものもあります。
商品の外観
というわけで「FF-5520YE」を アマゾンで注文し、2日程で商品が到着しました。
受け取って、まず初めの感想は・・・
か、軽ッ!!
amazonの写真で見る限りはボテッとした印象だったのですが、とにかくむちゃくちゃ軽い!
実際に持ってみた印象としては「週刊少年ジャンプ」とかそのくらいの重さです。
表面は薄手のメッシュ地になっており、中にはプラスチック製のスペーサーが入っている模様。
特にクッション的なものは入っていないようなので、このスペーサーがクッションの役割も兼ねているようです。
裏地にはポツポツが付いていて滑り止めの加工が施されています。
40cmx40cmという大きさで、私が使用している一般的な事務椅子にぴったりでした。
雪の結晶のようなデザインの丸い刺繍部分にファンが埋め込まれており、そこで空気を吸い込み、太もも&お尻部分にむけて送風を行います。
ファン部分が丁度股の間にくる感じですね。
USBコードの長さは実測してみたところ1m25~30cm程でした。
さっそく使用してみた!
特に電源ボタンなどはなく、USBを繋げば勝手にファンが回りだす潔い仕組です。
で、さっそく繋いで座ってみたのですが・・・
事前のイメージとは程遠いが・・・
あれ、動いてんのかな?
これがまず最初の素直な感想。
事前の予想では、扇風機の「最弱」程度の風をお尻に感じるようなイメージだったのですが、そんなのではまったくなく、特に風が出ているようにも感じません。
一度立ち上がって、送風部分に手をあててみたのですが、風らしいものはほとんど感じません。
「しまった、2千円損した!」と少々肩を落としかけたのですが、しばらく座っていたところ なんとなく、股の辺りがスーッとしはじめました。
はじめは気のせいかとも思ったのですが、時間が経つにつれて効果がはっきり表れてきました。
絶妙な超弱風が、股とモモのあたりをスーっと流れていきます。「風が吹いている」というよりは、涼気がお尻のあたりをやさしく包んでいる・・・といった感じです。
時間の経過と共に効果を実感!
こ、こいつはスゲエ!
たしかに考えてみると、扇風機の「最弱」程度の風が常にお尻にあたり続けていたら、多分、座っているうちに「寒さ」を感じてしまうでしょうね。
考えてみると、本当に絶妙な風量だと思います。
正直、これは蒸れる気がしません。
1週間使用後の追記
上の感想は商品が届いた初日に、綿のパンツを履いていた際の体験を書いたものなのですが、後日ジーパンなど厚手の生地のものでも使用しましたので、その場合の感じについても一言触れておきます。
まず厚手の生地の場合は当然ながら「風」的なものは全く感じません。
で、正直、綿のパンツほどに「涼しい」という感じもありません。ちょっとぬるい感じ。
ただ、熱がお尻の下にこもるのを拡散してくれている感はあるので、やはり蒸れることはありません。
購入前の疑問点と使用後の感想
以下は購入前に感じていた疑問と、実際の商品を利用してみての感想です。
コードが邪魔になるのでは?
まあこれはUSB給電タイプの宿命と思いますが、たしかにコードは ちょっと 激しく邪魔ですね。
私の場合PCを床に置いているので、USBコードを接続するとコードが床に垂れた状態になるのですが、移動する時に足にひっかかりそうで不安です(※コードの長さは1m25~30cm)。
【2016年10月追記】使用から3か月ほど快適に使用していましたが、事前に心配していたとおり、席を離れる際にうっかりUSBケーブルをひっかけ、ぶち切れてしまいました・・・。
しばらくビニールテープで繋いで使用していましたが、結局断念。 私のようなうっかり屋さんは、バッテリー接続タイプが断然おすすめです。
【2017年6月追記】 その後、乾電池で駆動するタイプの「東京西川エアロシート」を購入しました。別の記事に感想をまとめていますので、そちらも合わせてお読みください(↓こちらの方がおすすめ)。
椅子からずれるのでは?
特にズレ的なものは感じません。
裏面に施された滑り止め加工のポツポツがけっこう効いているようです。
ファンの音は気にならない?
ファンの音は静かで、個人的には気になりません。
室内では扇風機もつけているのですが、そっちの音の方がうるさいですね(笑)。。
耐久性は?
体重85kgの私が座ると、お尻のあたりがちょっとへっこみます。
元々仕込んであるプラスチックのスペーサー自体、クッション的要素も兼ねているらしく、そこまで硬いものではありませんので、こういう仕様なのだと思います。
なので 使用にあたってはまったく問題ないのですが、気持ち的にはちょっと不安な感じはしますね。
ただ、保障期間が「3か月」なので、とりあえずひと夏だけでも持ってくれればOKと割り切って使用しています(まあ2000円なので)。
座り心地は?
「蒸れない」という点では快適なのですが、本製品は特にクッション的な要素はないので、5~6時間程度座っていると、お尻が痛くなってきます。
適度に休憩を挟みながらの使用がおすすめです。
感想のまとめ
初めてこの手の商品を購入したこともあり、同種の別製品との比較はできませんが、とにかくお尻が蒸れなくなったことは確かで「快適すぎる!」の一言です。
あとは耐久性だけがちょっと不安ですが、FF-5520YEの場合 3か月の保障期間があるので、とりあえずひと夏くらいは安心して使えそうです。
まあ、とにかく2000円という値段ですから、とにかくコストパフォーマンスは素晴らしいですね。お尻の蒸れに悩むデスクワーカーの皆さんには、是非おすすめいたします。
以下から購入できます。
【追記】 その後 東京西川から発売されている送風シート「エアロシート」も購入しました。以下の記事でその感想などを書いています。
興味がある方は、こちらも是非お読みになってみてください。
そのほかのエアークッション
エアクッションは、各社からいくつか種類が出ています。
高額ながらamazonのレビューでは高評価。乾電池駆動なのでコードに足を引っ掛ける心配もありません。「強弱」2つのモードが搭載されているとのこと。
布団でお馴染みの「東京西川」から発売されている送風クッション。シガーアダプターと乾電池ボックスが付いているので車内での使用も可能です。
こちらは珍しい竹製の送風クッション。USB給電タイプです。
PCの周辺機器でおなじみグリーンハウスのオフィスチェア用ファンクッション。
こちらはカー用品メーカーから発売されているエアクッション。自動車用ではありますが、もちろん室内での使用も可能!
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バリバリのデスクワーカーな私は、姿勢サポートシートの愛好家でもあります。
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